こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
テレビで気軽に、Prime VideoやYuoTubeなどの動画配信サービス見れる「Fire TV Stick」。
そのFire TV Stickに新しい仲間、「Fire TV Cube」が登場しました。
- 高画質・高音質に対応し4K動画の視聴にも対応。
- Fire TVだけで十分なくらい対応サービスが豊富。
- 高性能なので操作性が良く快適。
- 本体にAlexa搭載でハンズフリー操作が可能。
「Fire TV Cube」は、今までのスティックタイプとは違い、Alexaを内蔵した据え置きタイプ。
発売日に購入し早速使ってみたので、Fire TV Cubeの特徴からメリット・デメリットまで紹介していきたいと思います。
クリックできる目次
Fire TV Cubeの基本情報

Fire TV Cube | |
価格(2020.9.25現在) | ¥14,980 |
Fire TV Cube本体 | |
出力 | 2160p、1080p、720p、最大60fps |
オーディオ | Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー |
プロセッサ | ヘキサコア (クアッドコア: 最大2.2GHz + デュアルコア: 最大1.9GHz) |
ストレージ | 内蔵16GB |
メモリ | 2GB |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
音声認識 | 本体内蔵マイク、リモコンのマイクによる音声認識に対応 |
サイズ | 86.1 mm x 86.1 mm x 76.9 mm |
重量 | 465g |
Alexa対応音声認識リモコン | |
サイズ | 37 mm x 142 mm x 16 mm |
重量 | 43.4g |
電池 | 単4 x 2(同梱) |
コントロール方式 | Bluetooth接続、赤外線(IR)送信 |
Fire TV Cubeの外観
前後左右すべて、周りのものが写り込むくらい光沢のある表面仕上げになっており、とても高級感があります。
電源などは、背面にあるポートへ接続するので、テレビラックの下など配線を見えにくくすることが可能です。
あと、思っていたよりも小さくかなりコンパクトでした。
上面には、「音量」「マイク」「アクション」ボタンが配置され、Alexa本体の一部設定が可能です。
底面には内蔵スピーカーがあり、Alexaの応答はこちらから音がでてきます。
Fire TV Cubeの付属品
- Alexa対応音声認識リモコン(第2世代)x1
- 電源アダプタ(15W)x1
- 単4電池2個 x1
- 赤外線(IR)延長ケーブル x1
- イーサネットアダプタ x1
- スタートガイド他
電源アダプタ、リモコンと主要の付属品の他に、Fire TV Stickシリーズではオプションだった「イーサネットアダプタ」が付属しています。
Wi-Fiで接続する方には関係ありませんが、有線で接続する方にとっては嬉しい内容です。
その他には、扉付きキャビネットなどにFire TV Cubeを入れたとき、操作できるようにする「赤外線延長ケーブル」が付属しています。
これだけあれば別途購入が必要なものはなさそうですが、Cubeとテレビを繋ぐ「HDMIケーブル」とイーサネットアダプタ使用時に使う「LANケーブル」は付属していません。
特にHDMIケーブルは、持ってないとテレビと接続できないので、持っていない方は合わせて購入してください。
Fire TV Cubeのメリット・特徴

- 高画質・高音質に対応し4K動画の視聴にも対応。
- Fire TVだけで十分なくらい対応サービスが豊富。
- テレビに繋ぐだけで簡単に利用できる。
- 高性能なので操作性が良く快適。
- 付属リモコンで音声操作ができる。
- 本体にAlexa搭載でハンズフリー操作が可能。
高画質・高音質に対応し4K動画の視聴にも対応
Fire TV Cubeは下記機能に対応してるため、鮮明で美しい映像と迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
4K対応のテレビやオーディオが必要ですが、Fire TV Cubeがあれば簡単に実現することが可能なんです。
主なビデオフォーマット | Dolby Vision、HDR10、HDR10+、Dolby Atmos |
オーディオ | Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー |
画質比較
4K動画は対応テレビを持っていないので確認できませんが、「スマートテレビ」「Fire TV Stck」「Fire TV Cube」3機種の画質を比較してみました。
素人の撮影なので、参考程度でお願いします。
※使用機器:SONY 2015年製 KJ-40W700C
左上(1枚目):スマートテレビ
右上(2枚目):Fire TV Stick 4K
左下(3枚目):Fire TV Cube
各画像は、テレビに映ったものをiPhone11で撮影したものです。
個人的な感想になってしまいますが、4KとCubeはスマートテレビと比べて画像がくっきりしていて、発色もおさえられていて見やすいと感じました。
Fire TVだけで十分なくらい対応サービスが豊富
Fire TV Cubeでは、様々な動画配信サービスを利用することができます。
各サービスのアカウントがあれば、Fire TV Cube上でログインするだけですぐに視聴可能です。
今までスマホやパソコンで見ることしかできなかったサービスも、テレビの大画面で見ることができるようになります。
スマートテレビでは、利用できるサービスがメーカーによって違ったりするのが不便なところ。
ですが、Fire TV Cubeならそういったこともなく、Fire TV Cubeだけで完結することができます。
Fire TV Cubeは、スマートテレビで十分と思っていた方にもメリットのある製品なんです。
☟Prime Videoチャンネルも利用できます。

テレビに繋ぐだけで簡単に利用できる
Fire TV Cubeのセットアップは、初めての方でも簡単にできるようになっています。
テレビに接続し電源を入れると、自動的にセットアップが始まるので、あとは指示に従って設定をしていくだけ。
セットアップの内容も、難しいものはないので数分で終わります。
☟セットアップフロー
高性能なので操作性が良く快適
僕はスマートテレビを使っていましたが、動作が遅くていつもイライラしていました。
その後、Fire TV Stick 4Kにしてからはストレスがなく、スマートテレビの操作性とは雲泥の差です。
そして今回、Fire TV Cubeに変えたところ、4Kの時よりも立ち上がり時間や操作性がさらに向上。
無理な素早い操作にもついてくれるくらい、快適に操作ができるようになりました。
Fire TV Stickでも十分操作性はいい方ですが、Fire TV Cubeはさらに操作性がいいので、動作を待てないせっかちな人にもおススメです。
付属リモコンで音声操作ができる
Fire TV Cubeには、Alexa対応の音声認識リモコンが付属しています。
このリモコンの音声認識ボタンを使うことで、音声による操作が可能です。
「アニメ探して」といえば、アニメの動画を検索してくれますし、「ワンピース再生して」といえばワンピースの動画を再生してくれます。
他にも、「音量の上げ下げ」、「早送り・早戻し」、「次のエピソードに行く」など様々な操作が可能です。
リモコンでも操作はできますが、検索するときに文字を入力する手間が省けたり、秒単位で早送り・早戻しができたりととても便利。
さらに、Alexaの機能も使えるので、声で指示を出せば実行してくれますよ。
本体にAlexa搭載でハンズフリー操作が可能
Fire TV Cubeの大きな特徴でもある、本体へのAlexa搭載。
Alexaが搭載されたことにより、ハンズフリーでの操作が可能になりました。
さらに、Fire TV Stickでは一部機能しか対応していませんでしたが、Fire TV Cubeではほとんどの機能が利用可能です。
他のEchoシリーズなどと連携することで、Fire TV Cube以外からでも操作することができます。
Fire TV Cubeでできること

主な音声操作・音声コマンド一覧
動画視聴関連 | |
できること | 音声コマンド例 |
動画の検索する | 「アレクサ、アニメ探して」 「アレクサ、海外ドラマ探して」 「アレクサ、仮面ライダー探して」 「アレクサ、4Kの番組を探して」 |
動画を再生する | 「アレクサ、結婚できない男再生して」 「アレクサ、時効警察の続き再生して」 |
動画再生中の操作 | 「アレクサ、30秒進めて」 「アレクサ、30秒戻して」 「アレクサ、次のエピソード再生して」 「アレクサ、止めて」(一時停止) |
アプリの起動 | 「アレクサ、AbemaTV開いて」 「アレクサ、YouTube開いて」 |
テレビの電源を入れる/切る | 「アレクサ、テレビつけて(消して)」 |
音量を上げる/下げる | 「アレクサ、音量上げて(下げて)」 |
Alexa機能関連 | |
できること | 音声コマンド例 |
音楽の再生(設定しているアプリが起動) | 「アレクサ、ミスチルかけて」 「アレクサ、星野源の”恋”かけて」 「アレクサ、J-POPかけて」 |
ニュースを聞く | 「アレクサ、ニュース聞かせて」 |
天気を聞く | 「アレクサ、今日の天気は?」 |
ラジオを聞く | 「アレクサ、radiko(ラジコ)でNACK5つけて」 |
タイマーをセットする | 「アレクサ、タイマー10分セットして」 |
目覚ましをセットする | 「アレクサ、明日の7時に起こして」 |
アラームをセットする | 「アレクサ、18時にアラームセットして」 |
Fire TV Cubeでは動画視聴関連以外に、アレクサが本体に内蔵されています。
そのため、Echoを持っていなくてもアレクサ機能でハンズフリー操作が可能です。
Fire TV Cubeのデメリット・注意点

- 据え置きタイプなので置く場所が限られる。
- 別途HDMIケーブルを用意する必要がある。
- Alexa機能をあまり使わない人には割高。
- 4K対応テレビでなければ4K動画は観れない。
- 性能を引き出すには高性能のテレビやオーディオが必要。
- 通信環境によっては接続がよく切れる。
- まだ対応していないサービスもある。
据え置きタイプなので置く場所が限られる
Fire TV Cubeを設置する際は、発話する場所との間に障害物が入らないようにしたり、TVやオーディオのスピーカーから30cm以上離れた位置に置く必要があります。
そのため、人によっては置く場所が限られてしまうため、置きたかった場所に置けないということも。
そういうことがないように、購入する前に置く場所を確保しておくようにしましょう。
別途HDMIケーブルを用意する必要がある
Fire TV Cubeには、テレビと接続するのに必要なHDMIケーブルが付属していません。
イーサネットアダプタは付属しているのにHDMIケーブルはなし。
どちらかといえばHDMIケーブルの方が必然性が高いと思うのですが、良く分からないところです。
ですので、HDMIケーブルがない方はあわせて購入するようにしてください。
Alexa機能をあまり使わない人には割高
Fire TV Cubeは、ビデオ出力やオーディオのスペックはFire TV Stick 4Kと同じです。
プロセッサの性能とAlexaが搭載されている点に違いはありますが、価格差は8,500円もあります。
操作の快適性を求める方やAlexa機能を使いたいという方以外は、Fire TV Stick 4Kでも十分な場合も。
そのような方にとっては、Fire TV Cubeは割高と感じてしまうかもしれません。
4K対応テレビでなければ4K動画は観れない
Fire TV Cubeは4K動画に対応していますが、4K対応のテレビでない場合は4K動画を再生しても4K画質にはなりません。
4K動画を再生するためには、対応したテレビが必要になる点に注意してください。
性能を引き出すには高性能のテレビやオーディオが必要
先ほどの4K動画と同じように、テレビの性能がFire TV Cubeの機能に対応していない場合、いくら素晴らしい機能であっても、その機能を引き出すことができません。
4Kテレビや外部スピーカーなど、必要な場合は別途用意をする必要があります。
通信環境によっては接続がよく切れる
ご使用のインターネットの通信環境によっては、うまく接続できなかったりすることがあります。
テレビの裏や近くでは、5GHz帯が安定しないことが多いので、5GHz帯で通信が安定しない方は2.4GHz帯で試してみてください。
僕はこの方法で通信が安定しました。
Amazon推奨の利用回線速度は、4K動画が問題なく再生できる15Mbps以上となっています。
まだ対応していないサービスもある
Fire TV Cubeは、まだ発売されたばかりなのでFire TV Stickで対応していたアプリが対応していないケースがあります。
11月5日時点では、「Disney DELUXE」「WOWOWメンバーズオンデマンド」が利用不可でした。
近いうちに対応するとは思いますが、すぐに利用できない可能性があります。
Fire TV Cubeの対応テレビ

4K動画
「24/25/30/50/60Hz」および 「HDCP 2.2」に対応の、HDMI端子対応の4Kテレビ。
※「4K ULTRA HDコンテンツ」の視聴には、4K/60p対応のHDMIケーブルが必要です。
4K以外の動画
「60/50Hz、1080p」または「720p」に対応の、HDMI端子対応のHDテレビ。
対応テレビについては、Fire TV Cubeの商品ページより、テレビの互換性を確認できるので一度確認してみてください。
Fire TV Cubeのアクセサリ

Fire TV Cubeには、HDMIケーブルが付属されていないので、持っていない方は本体とあわせて購入する必要があります。
ケーブル長が数種類あるので、本体を置く場所にあわせて選択してください。
通常の1年保証で不安な方は、最長3年間の有償保証も付けられるので、あわせて購入しておくのがおススメです。
それと、イーサネットアダプタで有線接続をする予定の方は、LANケーブルを忘れないようにしてください。
Fire TV Stick(4K)との違い・比較
機種 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | Fire TV CUbe |
価格 | ¥4,980 | ¥6,980 | ¥14,980 |
解像度 | 1080p、720p、最大60fps | 2160p、1080p、720p、最大60fps | 2160p、1080p、720p、最大60fps |
プロセッサ(CPU) | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.7GHz | ヘキサコア (クックドコア:2.2GHZ+ディアルコア:1.9GHz) |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
ハンズフリー操作 | ✕ | ✕ | 〇 |
内蔵スピーカー | ✕ | ✕ | 〇 |
音声検索対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
AV機器操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
4K対応 | ✕ | 〇 | 〇 |
保証期間 | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) |
※Fire TV Stickは2020年9月30日発売。
- 4K対応の有無。
- プロセッサの性能が違う。
- 解像度が違う。
- ハンズフリー操作ができるかどうか。
Fire TV Stickと4Kはどっちを選べばいいのか
2020年9月30日に「新型Fire TV Stick」が発売。
これにより、4K対応との違いは4Kの映像に対応しているかどうかだけになりました。
基本性能やオーディオなどは同仕様なので、どちらを購入するかで迷っている方は、
- 4K対応テレビを持っている、または今後購入予定。
- 4K対応作品を4K画質でみたいかどうか。
などで判断するくらいしかないですね。
4Kにこだわりがなければ「Fire TV Stick」で問題はないと思います。
☟2つの違い・比較は、こちらの記事で紹介しています。


Cubeと4Kはどっちがいい?
2019年11月5日に、据え置き型の「Fire TV Cube」が発売。
そこで、比較対象になるのが「Fire TV Stick 4K」です。
Cubeと4Kの主な違いは、
- 直付けか据え置きかの違い。
- プロセッサ性能による高速起動、操作性の違い。
- ハンズフリー操作対応の有無。
- Cubeなら様々なAlexa機能が利用できる。
- イーサネットアダプタ付属の有無。
あたりです。
性能に大きな違いは見受けられないので、選ぶ基準としては「快適な操作性」や「ハンズフリー操作」を利用したいかどうかになってきます。
- 立ち上げが早く操作性がより快適な方がいい。
- AmazonのEchoを持っていない方で、ハンズフリー操作をしたい。
- テレビでいろんなAlexaスキルを使いたい。
- インテリアとしても考えている。
- Cubeの設置場所が確保できない。
- 操作性より価格が安い方がいい。
- ハンズフリーは利用しない。
- Amazon Echoシリーズを持っている。
どちらかで迷っている場合は、上記の基準で判断してみてください。
Echoを持っている方は4Kと連携ができるので、基本性能にこだわらなければ「Fire TV Stick 4K」で問題ないと思います。
☟Fire TV Stick 4KとCubeの比較記事はこちら

Fire TV Cubeまとめ
【メリット・特徴】
- 高画質・高音質に対応し4K動画の視聴にも対応。
- Fire TVだけで十分なくらい対応サービスが豊富。
- テレビに繋ぐだけで簡単に利用できる。
- 高性能なので操作性が良く快適。
- 付属リモコンで音声操作ができる。
- 本体にAlexa搭載でハンズフリー操作が可能。
【デメリット・注意点】
- 据え置きタイプなので置く場所が限られる。
- 別途HDMIケーブルを用意する必要がある。
- Alexa機能をあまり使わない人には割高。
- 4K対応テレビでなければ、4K動画は観れない。
- 性能を引き出すには高性能のテレビやオーディオが必要。
- 通信環境によっては接続がよく切れる。
- まだ対応していないサービスもある。
Fire TV Cubeは、Fire TV Stick 4Kと比べ画質はほとんど変わりません。
ですが、操作性の向上やハンズフリー操作への対応など、メリットもたくさんあります。
ただ、価格差が8,500円もあるので、向上した性能や追加された機能を必要としない方にとっては割高。
ですが、高性能かつハンズフリー対応を求めていた方にとっては、けっして高い買い物ではありません。
Fire TV Cubeを利用することで、今までの視聴環境は大きく改善されます。
ストレスなく快適に動画サービスを利用したい方におススメの商品です。