こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
いままであったFire TVが販売終了となり、新たに4K対応機種「Fire TV Stick 4K」が発売されました。
Fire TV Stick 4Kは、テレビのHDMI端子に接続してWi-Fiにつなぐだけで、4K動画や音楽など様々なコンテンツを楽しむことができる優れもの。
- 高画質・高音質で4K動画にも対応。
- 対応コンテンツが豊富。
- Alexa搭載リモコンで音声操作ができて便利。
- Echoの機能が一部使える。
- Echoと連携でき、声だけのハンズフリー操作ができる。
発売日に購入して早速使ってみたので、製品のレビューを書いていきたいと思います。
Fire TV Stick 4Kの購入を検討しているあなたの参考にしていただければ幸いです。
▼新モデル「4K Max」のレビューはこちら

クリックできる目次
- 1 Fire TV Stick 4Kのスペック
- 2 Fire TV Stick 4Kは高画質・高音質で4K動画にも対応
- 3 Fire TV Stick 4Kは対応コンテンツが豊富
- 4 Fire TV Stick 4Kは操作性がいいので快適
- 5 Fire TV Stick 4Kは音声操作ができる
- 6 Fire TV Stick 4Kでできること
- 7 Echo端末との連携(接続)ができる
- 8 Fire TV Stick 4Kのデメリット・注意点
- 9 Fire TV Stick 4Kの対応テレビ
- 10 Fire TV Stick、Cubeとの違い・比較
- 11 Fire TV Stick 4Kのアクセサリ
- 12 『Fire TV Stick 4K』過去のセール情報
- 13 Fire TV Stick 4Kのまとめ
Fire TV Stick 4Kのスペック

価格(2018.12.12現在) | ¥6,980 |
Fire TV Stick 4K(本体) | |
解像度 | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
プロセッサ | クアッドコア 1.7 GHz |
ストレージ | 8GB |
音声認識 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンまたは、無料のFire TVリモコンアプリで対応。 |
オーディオ | Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
サイズ | 108 mm x 30 mm x 14 mm (HDMI端子含む) |
重量 | 53.6g |
付属品(Fire TV Stcik 4K、リモコン以外) | USBケーブル、HDMI延長ケーブル、電源アダプタ、単4電池2本、スタートガイド |
Alexa対応音声認識リモコン | |
サイズ | 37 mm x 142 mm x 16 mm |
重量 | 43.4g |
電池 | 単4 x 2(同梱) |
コントロール方式 | Bluetooth接続、赤外線(IR)送信 |
Fire TV Stick 4Kの外観、付属品
- Fire TV Stick 4K(本体)
- Alexa搭載リモコン
- 電源アダプタ
- USBケーブル
- HDMI延長ケーブル
- 単4電池2本
- スターターガイド
すぐに使えるように電池も付属されていますし、形状の問題などで直接テレビのHDMI端子に差し込めないとき用に、HDMI延長ケーブルも用意されています。
後から購入が必要なものもないので、特に問題はなさそうです。
Fire TV Stick 4Kは高画質・高音質で4K動画にも対応
- 4K Ultra HD
- Dolby Vision
- HDR
- HDR10+
- Dolby Atmos
Fire TV Stick 4Kでは、上記の機能に対応してるので、鮮明で美しい映像と迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
4K対応のテレビやスピーカーなどが必要ですが、Fire TV Stick 4Kがあれば簡単に実現することが可能なんです。
Fire TV Stick 4Kの画質について
4K動画は対応テレビを持っていないので確認できませんでしたが、スマートテレビとの画質を比較してみました。
素人の撮影なので、参考程度でお願いします。
※使用機器:SONY 2015年製 KJ-40W700C
Fire TV Stcik 4Kの映像
SONY KJ-40W700C(2015)
Smart TVの映像
テレビの映像をそのままカメラで撮ったので分かりずらいですが、僕としてはスマートテレビの映像より、Fire TV Stick 4Kの映像の方がきれいに映っていると感じました。
Fire TV Stick 4Kは対応コンテンツが豊富
プライムビデオ、Hulu、DAZNなどの動画配信サービスから、プライムミュージックやSpotifyなどの音楽アプリなど、様々なコンテンツを利用することができます。
スマートテレビではメーカーごとに利用できるコンテンツが違ったり、少なかったりしますが、Fire TV Stickならそんな心配がなくなるくらいコンテンツが豊富です。
しかも、Alexaの機能を搭載しているので、ニュースや天気、さらにはラジオまで聴くことができますよ。
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Fire TV Stick 4Kは操作性がいいので快適
リモコンの反応がよく、サクサク操作ができます。
僕はスマートテレビを使っていましたが、動作が遅くていつもイライラしていました。
でもFire TV Stick 4Kにしてからは、ストレスがなく利用できています。
スマートテレビの操作性とは雲泥の差です。
Fire TV Stickなら遅延もほとんどないので、ストレスなく視聴ができますよ。
Fire TV Stick 4Kは音声操作ができる
Fire TV Stick 4Kには、Alexa搭載のリモコンが付属しています。
このリモコンの音声認識ボタンを使うことで、音声による操作が可能です。
「アニメ探して」といえば、アニメの動画を検索してくれますし、「ワンピース再生して」といえばワンピースの動画を再生してくれます。
他にも、「音量の上げ下げ」、「早送り・早戻し」、「次のエピソードに行く」など様々な操作が可能です。
リモコンでも操作はできますが、検索するときに文字を入力する手間が省けたり、秒単位で早送り・早戻しができたりととても便利。
さらに、Alexaの機能も使えるので、声で指示を出せば実行してくれますよ。
Fire TV Stick 4Kでできること

動画視聴関連 | |
できること | 音声コマンド例 |
動画の検索する | 「アニメ探して」 「海外ドラマ探して」 「仮面ライダー探して」 「4Kの番組を探して」 |
動画を再生する | 「プライムビデオでおっさんずラブ再生して」 「ゲゲゲの女房の続き再生して」 |
動画再生中の操作 | 「30秒進めて」 「30秒戻して」 「次のエピソード再生して」 「止めて」(一時停止) |
アプリの起動 | 「AbemaTVのアプリ起動して」 「Huluのアプリ始動して」 |
Alexa機能関連 | |
できること | 音声コマンド例 |
音楽の再生(Amazon Music Unlimitedの場合) | 「アレクサ、ミスチルかけて」 「アレクサ、DAPUMPのU.S.Aかけて」 「アレクサ、J-POPかけて」 |
ニュースを聞く | 「アレクサ、ニュース聞かせて」 |
天気を聞く | 「アレクサ、今日の天気は?」 |
ラジオを聞く | 「アレクサ、radiko(ラジコ)でNACK5つけて」 |
タイマーをセットする | 「アレクサ、タイマー10分セットして」 |
Fire TV Stick 4Kでは動画視聴関連以外に、アレクサの一部機能を利用することができます。
Echoを持っていなくても、Echoの機能を体験可能。
テレビでいろんなことができちゃいます。
Echo端末との連携(接続)ができる
Fire TV Sticl 4KにAlexaが搭載されたことで、Echoとの連携を想像される方もいると思います。
ハンズフリーでテレビも操作できたら便利ですよね。
実は、Fire TV Stick 4KではEchoとの連携(接続)が可能なんです。
声だけで動画を検索したり、再生したりすることができます。
人は慣れてくると面倒くさくなる生き物。
そんなとき、声だけで操作できるというのは、とっても便利なんです。
Fire TV Stick 4KとEcho端末の連携方法
Fire TV Stick 4KとEchoの連携は、Alxeaアプリからすることができます。
Alexaアプリのメニューから設定を選択し、TV・ビデオをタップしてください。
fireTVをタップし、続けてAlexaデバイスをリンクをタップします。
リンクするデバイスの選択画面になるので、Fire TVを選択して続行をタップしてください。
Alexaデバイスの選択画面になるので、表示されているお手持ちのデバイスを選択し、デバイスを接続をタップしてください。
接続済みデバイスに、選択したデバイスが表示されれば連携完了です。
Echoからの操作方法
Echoと連携することできる音声操作の一部を紹介します。
- アレクサ、「アニメ」探して。
- アレクサ、「ワンピース ストロング フィルム」再生して。
- アレクサ、(動画)止めて。
- アレクサ、(動画)再開。
- アレクサ、30秒進めて。
- アレクサ、30秒戻して。
- アレクサ、次のエピソード再生して。
動画の再生は、タイトルが一致しないと再生してくれず、うまく再生できない動画もありました。
音楽サービスと連携している場合は、同じタイトルの音楽が再生されてしまうことがあるので、「Fire TVで」や「プライムビデオで」などを入れて伝えると上手くいきます。
音量の操作に関しては、現状うまくいったりいかなかったりで不安定です。
それと、Amazonのポリシーなのか、前のエピソードの再生には対応していません。
Fire TV Stick 4Kのデメリット・注意点

- Wi-Fi環境がないと使えない。
- 4K対応テレビでなければ、4K動画は観れない。
- 性能を引き出すには、高スペックのテレビが必要。
- 通信環境によっては接続がよく切れる。
- セットアップは簡単だけど、上手くいかないことがある。
- YouTubeの再生はブラウザアプリを使う必要がある。
Wi-Fi環境がないと使えない
Fire TV Stick 4Kは、Wi-Fi環境がないと利用することができません。
Wi-Fi環境がない方は、あらかじめ構築しておいてください。
どうしても有線の環境しか構築できない場合は、別売りの有線LAN接続用アダプタを使用することで、有線LANから接続することができます。
有線の方が通信が安定するので、Wi-Fiの通信が安定しない方にもおススメの製品ですよ。
4K対応テレビでなければ、4K動画は観れない
当たり前かもしれませんが、4K対応のテレビでない場合は、4K動画を再生しても4K画質にはなりません。
必要な場合は、あらかじめ用意しておいてください。
性能を引き出すには、高スペックのテレビが必要
先ほどの4K動画同様、テレビの性能が搭載されている機能に対応していない場合は、例え素晴らしい機能であっても、その機能を引き出すことができません。
外部スピーカーやオーディオセットなど、必要な場合はあらかじめ用意しておいてください。
通信環境によっては接続がよく切れる
これは僕の環境でもそうだったのですが、使用しているときに通信ができなくなることがあります。
Fire TV Stickを再起動することで解決できましたが、頻繁に起きるようだと困りますよね。
続けて使用していたら、僕の通信環境でも安定して使用できるようにはなったので、初期不良なのかもしれません。
Wi-Fiの5GHzで接続していて調子が良くなかったので、2.4GHzに変えてみたところ通信が安定しました。
テレビの裏では5GHzは安定しないみたいです。
通信機器や環境によると思いますが、不安定な方は試してみてください。
セットアップは簡単だけど、上手くいかないことがある
Fire TV Stickのセットアップは、画面にでてくる指示に従い操作すれば数分で完了します。
ですが、何度か途中で止まってしまい、最初からやり直しました。
これも初期不良かもしれないので、焦らず何度かチャレンジしてみてください。
YouTubeの再生はブラウザアプリを使う必要がある
AmazonはGoogleを敵対視しているので、YouTubeを簡単に使えるようにはしてくれません。
Fire TV Stickの例外ではなく、アプリがないのでFireFoxかSilkブラウザ経由で使用することになります。
意地悪なのか優しさなのか分かりませんが、ひと手間かければ使うことは可能です。
追記(2019.4.22)
4月18日に、今までいがみあっていたAmazonとGoogleが和解したとの報道がありました。
これにより、Fire TVに提供されていなかった「YouTubeアプリ」が数ヶ月以内に利用可能に。
アプリが使えるようになると、動画が4K/HDR、60fpsに対応となります。
反対に、Chromecastではプライムビデオが利用可能になるようです。
2019年8月15日現在、YouTubeアプリをFire TV Stick内で利用できるようになっています。
参考 GoogleとAmazonが和解。YouTubeをFire TVに、PrimeビデオをAndroid TVに提供 - AV WatchAV Watch
Fire TV Stick 4Kの対応テレビ

4K動画
HDMI端子対応の4Kテレビが必要です。
「24/25/30/50/60Hz」および 「HDCP 2.2対応」の、ソニー、シャープ、パナソニック、東芝、三菱、LG、サムスン等のテレビが該当します。
4K以外の動画
HDMI端子対応のHDテレビが必要です。
「60/50Hz、1080p」または「720p対応」の、ソニー、シャープ、パナソニック、東芝、三菱、LG、サムスン等のテレビが該当します。
Fire TV Stick 4Kの商品ページより、テレビの互換性を確認できるので、一度確認してみてください。
Fire TV Stick、Cubeとの違い・比較
機種 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | Fire TV CUbe ※2 |
価格 | ¥4,980 | ¥6,980 | ¥14,980 |
解像度 | 1080p、720p、最大60fps | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
プロセッサ(CPU) | クアッドコア1.7GHz | クアッドコア 1.7GHz | ヘキサコア (クックドコア:2.2GHZ+ディアルコア:1.9GHz) |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
ハンズフリー操作 | ✕ | ✕ | 〇 |
内蔵スピーカー | ✕ | ✕ | 〇 |
音声検索対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
AV機器操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
4K対応 | ✕ | 〇 | 〇 |
保証期間 | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) |
※ Fire TV Stick(第3世代)は2020年9月30日発売。
- 4K対応の有無。
- プロセッサの性能が違う。
- 解像度が違う。
- ハンズフリー操作ができるかどうか。
Fire TV Stickと4Kはどっちを選べばいいのか
2020年9月30日に「新型Fire TV Stick」が発売。
これにより、4K対応との違いは4Kの映像に対応しているかどうかだけになりました。
基本性能やオーディオなどは同仕様なので、どちらを購入するかで迷っている方は、
- 4K対応テレビを持っている、または今後購入予定。
- 4K対応作品を4K画質でみたいかどうか。
などで判断するくらいしかないですね。
4Kにこだわりがなければ「Fire TV Stick」で問題はないと思います。
☟2つの違い・比較は、こちらの記事で紹介しています。


据え置き型の”Cube”が登場
2019年11月5日に、据え置き型の「Fire TV Cube」が発売されます。
そこで、比較対象になるのが「Fire TV Stick 4K」です。
4KとCubeの主な違いは、
- 直付けか据え置きか。
- 基本性能の違い。
- Alexa搭載でハンズフリー操作が可能かどうか。
です。
性能に大きな違いは見受けられないので、選ぶ基準としてはハンズフリー操作を利用したいかどうかになってきます。
- 基本性能が高い方がいい。
- AmazonのEchoを持っていない方で、ハンズフリー操作をしたい。
- 基本性能より価格が安い方がいい。
- ハンズフリーは利用しない。
- Amazon Echoシリーズを持っている。
どちらかで迷っている場合は、上記の基準で判断してみてください。
Echoを持っている方は4Kと連携ができるので、基本性能にこだわらなければ「Fire TV Stick 4K」で問題ないと思います。
☟Fire TV Cubeの紹介記事はこちら

Fire TV Stick 4Kのアクセサリ

Fire TV Stick 4Kには、便利なアクセサリがあります。
必要なものがあったら、一緒に購入しておきましょう。
『Fire TV Stick 4K』過去のセール情報

【過去のセール価格】
初売りセール (2020.1.3~1.6) | ¥5,480(1,500円OFF) |
サイバーマンデーセール (2019.12.6~12.9) | ¥4,480(2,500円OFF) |
タイムセール祭り (2019.9.20~9.23) | ¥5,480(1,500円OFF) |
タイムセール祭り (2019.8.31~9.2) | ¥5,480(1,500円OFF) |
プライムデー (2019.7.15~7.16) | ¥4,480(2,500円OFF) |
タイムセール祭り (2019.5.11~5.13) | ¥5,480(1,500円OFF) |
ここ最近、セール価格で販売されることが増えてきました。
ビッグセール以外でも、期間限定で安くなる時もありますので、こまめにチェックしましょう。

Fire TV Stick 4Kのまとめ
- 高画質・高音質で4K動画にも対応。
- 対応コンテンツが豊富。
- Alexa搭載リモコンで音声操作ができて便利。
- Echoの機能が一部使える。
- Echoと連携でき、声だけのハンズフリー操作ができる。
- Wi-Fi環境がないと使えない。
- 4K対応テレビでなければ、4K動画は観れない。
- 性能を引き出すには、高スペックのテレビが必要。
- 通信環境によっては接続がよく切れる。
- セットアップは簡単だけど、上手くいかないことがある。
- YouTubeの再生はブラウザアプリを使う必要がある。
動画配信サービスはタブレットやスマホでは簡単に観れますが、やっぱり大きい画面で楽しみたいですよね。
スマートテレビであれば視聴できますが、そうでないテレビでもFire TV Stick 4Kを差し込むだけで、カンタンに動画配信サービスを視聴することができるようになります。
他にもテレビで観るための製品がありますが、価格や性能などを考えると、Fire TV Stickはコスパが抜群。
デメリットもありますが、それ以上にメリットの方が多い製品です。
動画配信サービスをテレビで楽しみたいと思っている方は、まずFire TV Stickで試してみることをおススメします。
☟他のAmazonデバイスの紹介記事はこちら
