こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
機能・性能が強化された新型「Fire TV Stick(第3世代)」。
テレビのHDMI端子に接続してWi-Fiや有線LANを繋ぐだけで、動画や音楽などを簡単に楽しむことができます。
- HD(最大1080p)画質で動画を楽しめる。
- 音楽やゲームなど対応コンテンツが豊富。
- Alexa搭載リモコンで音声操作ができて便利。
- Echoの機能が一部使える。
本記事では実際に使ってみて感じた、良かった点から気になった点など紹介していきたいと思います。
Fire TV Stickの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

クリックできる目次
Fire TV Stickの基本情報

価格(2023.4.27現在) | ¥4,980 |
Fire TV Stick(本体) | |
解像度 | H.265、H.264、Vp9、HDR10、HDR10+、HLG |
プロセッサ | クアッドコア 1.7 GHz |
ストレージ | 8GB |
音声認識 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンまたは、無料のFire TVリモコンアプリで対応。 |
オーディオ | Dolby Atmos、Dolby Digital、Dolby Digital+ のサラウンド対応。 Dolby Atmos、Dolby Digital, Dolby Digital+のHDMIオーディオパススルー |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
サイズ | 86 mm x 30 mm x 13 mm |
重量 | 32g |
付属品(Fire TV Stcik 、リモコン以外) | USBケーブル、HDMI延長ケーブル、電源アダプタ、単4電池2本、スタートガイド |
Alexa対応音声認識リモコン(第3世代) | |
サイズ | 38 mm x 142 mm x 16 mm |
重量 | 43.4g |
電池 | 単4 x 2(同梱) |
コントロール方式 | Bluetooth接続、赤外線(IR)送信 |
Fire TV Stick外観
本体は、ロゴマークが変わったくらいで旧モデルと同じサイズと形状です。
側面に充電用のMicro-USBポート。
Alexa対応音声認識リモコンも変わりなしです。
※2021年4月8日現在、リモコンは第3世代に変わっています。
Fire TV Stick付属品
- USBケーブル
- HDMI延長ケーブル
- 電源アダプタ
- 単4電池2本
- スタートガイド
すぐに使えるように電池も付属。
形状の問題などで直接テレビのHDMI端子に差し込めないとき用に、HDMI延長ケーブルも用意されています。
後から購入が必要なものはなさそうです。
Fire TV Stickのメリット・特徴

- 処理速度がアップし操作がより快適に。
- HDR、Dolby Atmosに対応し高画質・高音質で視聴可能に。
- Fire TVだけで十分なくらい対応サービスが豊富。
- テレビに繋ぐだけで簡単に利用できる。
- 付属リモコンで音声操作ができる。
- Bluetooth 5.0で外部機器との接続も遅延が少なく安定。
- 保証期間が1年間となり安心。
処理速度がアップし操作がより快適に
モデルチェンジしたことにより、プロセッサのクックドコアが「1.3GHz」から「1.7GHz」に性能がアップしました。
これにより、以前よりも処理速度が向上し操作が今までよりもスムーズで快適に。
旧モデルだと反応が悪くてイライラすることもありましたが、新モデルでは4Kタイプと同仕様になりデメリットが改善されました。
HDR、Dolby Atmosに対応し高画質・高音質で視聴可能に
Fire TV Stickは4K動画こそ対応していませんが、新モデルからHDRとDolby Atmosに対応。
対応機器が必要にはなりますが、より高画質・高音質で動画を楽しむことができます。
Fire TVだけで十分なくらい対応サービスが豊富
Fire TV Stickでは、様々な動画配信サービスを利用することができます。
各サービスのアカウントがあれば、Fire TV Stick上でログインするだけですぐに視聴可能です。
今までスマホやパソコンで見ることしかできなかったサービスも、テレビの大画面で見ることができるようになります。
スマートテレビでは、利用できるサービスがメーカーによって違ったりするのが不便なところ。
ですが、Fire TV Stickならそういったこともなく、Fire TV Stickだけで完結することができます。
Fire TV Stickは、スマートテレビで十分と思っていた方にもメリットのある製品なんです。
☟Prime Videoチャンネルも利用できます。

テレビに繋ぐだけで簡単に利用できる
Fire TV Stickのセットアップは、初めての方でも簡単にできるようになっています。
テレビに接続し電源を入れると、自動的にセットアップが始まるので、あとは指示に従って設定をしていくだけ。
セットアップの内容も、難しいものはないので数分で終わります。
☟セットアップフロー
付属リモコンで音声操作ができる
Fire TV Stickには、Alexa対応の音声認識リモコンが付属しています。
このリモコンの音声認識ボタンを使うことで、音声による操作が可能です。
「アニメ探して」といえば、アニメの動画を検索してくれますし、「ワンピース再生して」といえばワンピースの動画を再生してくれます。
他にも、「音量の上げ下げ」、「早送り・早戻し」、「次のエピソードに行く」など様々な操作が可能です。
リモコンでも操作はできますが、検索するときに文字を入力する手間が省けたり、秒単位で早送り・早戻しができたりととても便利。
さらに、Alexaの機能も使えるので声で指示を出せば実行してくれます。
Bluetooth 5.0で外部機器との接続も遅延が少なく安定
新モデルからBluetoothの規格も5.0に対応。
これにより、スピーカーなどの外部機器とも遅延が少なく安定した接続が可能になりました。
保証期間が1年間となり安心
旧モデルの時は保証期間が90日間でしたが、新モデルになってからは保証期間が1年間に延長されました。
1年間も保証があるので、初期不良や予期せぬ故障の際も安心。
1年間でも不安という方には、有料ですが最長3年間の保証を付けることもできます。
Fire TV Stickのデメリット・注意点

- Wi-Fi環境がないと使えない。
- 4K動画は非対応。
- 5GHz帯だと接続がよく切れる場合がある。
- セットアップは簡単だけど上手くいかないことがある。
Wi-Fi環境がないと使えない
Fire TV Stickは、Wi-Fi環境がないと利用することができません。
Wi-Fi環境がない方は、あらかじめ構築しておいてください。
どうしても有線の環境しか構築できない場合は、別売りの「有線LAN接続用アダプタ」を使用することで、有線LANから接続することができます。
有線の方が通信が安定するので、Wi-Fiの通信が安定しない方にもおススメの製品ですよ。
4K動画は非対応
Fire TV Stickは4K動画に対応していないためで、4K動画を見てもフルHDでの再生となります。
4K動画も見たい方は、上位モデルの「Fire TV Stick 4K」を検討してみてください。
5GHz帯だと接続がよく切れる場合がある
Wi-Fiの5GHzで接続している場合、通信環境が安定しないことがあります。
テレビの裏では5GHzは安定しないみたいです。
2.4GHzであれば、テレビ裏でも通信が安定するので、通信機器や環境によると思いますが、不安定な方は試してみてください。
セットアップは簡単だけど、上手くいかないことがある
Fire TV Stickのセットアップは、画面にでてくる指示に従い操作すれば数分で完了します。
ですが、何度か途中で止まってしまい、最初からやり直しました。
これも初期不良かもしれないので、焦らず何度かチャレンジしてみてください。
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Fire TV Stickでできること

動画視聴関連 | |
できること | 音声コマンド例 |
動画の検索する | 「アニメ探して」 「海外ドラマ探して」 「”鬼滅の刃”探して」 |
動画を再生する | 「プライムビデオで”アンナチュラル”再生して」 「”ドラえもん”の続き再生して」 |
動画再生中の操作 | 「30秒進めて」 「30秒戻して」 「次のエピソード再生して」 「止めて」(一時停止) |
アプリの起動 | 「YouTube開いて」 「Hulu開いて」 |
Alexa機能関連 | |
できること | 音声コマンド例 |
音楽の再生(Amazon Music Unlimitedの場合) | 「アレクサ、ミスチルかけて」 「アレクサ、紅蓮華かけて」 「アレクサ、J-POPかけて」 |
ニュースを聞く | 「アレクサ、ニュース聞かせて」 |
天気を聞く | 「アレクサ、今日の天気は?」 |
ラジオを聞く | 「アレクサ、radiko(ラジコ)でNACK5つけて」 |
タイマーをセットする | 「アレクサ、タイマー10分セットして」 |
Fire TV Stickでは動画視聴関連以外に、アレクサの一部機能を利用することができます。
Echoを持っていなくても、Echoの機能を体験可能。
テレビでいろんなことができちゃいます。
Echo端末との連携(接続)
Fire TV StickにはAlexaが搭載されているので、Echoとの連携(接続)が可能です。
付属のリモコンを使うことで、声だけで動画を検索したり再生したりすることができます。
Fire TV StickとEcho端末の連携方法
Fire TV StickとEchoの連携は、Alxeaアプリからすることができます。
Alexaアプリのメニューから「設定」を選択し、「TV・ビデオ」をタップしてください。
「fireTV」をタップし、続けて「Alexaデバイスをリンク」をタップします。
リンクするデバイスの選択画面になるので、Fire TVを選択して「続行を」タップしてください。
Alexaデバイスの選択画面になるので、表示されているお手持ちのデバイスを選択し、「デバイスを接続」をタップします。
接続済みデバイスに、選択したデバイスが表示されれば連携完了です。
Echoからの操作方法
Echoと連携することできる音声操作の一部を紹介します。
- アレクサ、「アニメ」探して。
- アレクサ、「鬼滅の刃 エピソード20」再生して。
- アレクサ、(動画)止めて。
- アレクサ、(動画)再開。
- アレクサ、30秒進めて。
- アレクサ、30秒戻して。
- アレクサ、次のエピソード再生して。
動画の再生は、タイトルが一致しないと再生してくれず、うまく再生できない動画もありました。
音楽サービスと連携している場合は、同じタイトルの音楽が再生されてしまうことがあるので、「Fire TVで」や「プライムビデオで」などを入れて伝えると上手くいきます。
音量の操作に関しては、現状うまくいったりいかなかったりで不安定です。
それと、Amazonのポリシーなのか前のエピソードの再生には対応していません。
Fire TV Stick対応テレビ

対応テレビ
1080pまたは720p、60/50Hzに対応したHDMI端子付HDテレビ。
よほど古いテレビでないかぎり、ほとんどのテレビが対応しています。
Fire TVシリーズの違い・比較
機種 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Cube |
価格 (2023.4.27現在) | ¥4,980 | ¥6,980 | ¥19,980 |
解像度 | 1080p、720p、最大60fps | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
プロセッサ(CPU) | クアッドコア1.7GHz GPU650MHz | クアッドコア1.8GHz GPU750MHz | オクタコア (4 x 2.2GHz + 4 x 2.0GHz) GPU800MHz |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
ハンズフリー操作 | ✕ | ✕ | 〇 |
内蔵スピーカー | ✕ | ✕ | 〇 |
音声検索対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
AV機器操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
4K対応 | ✕ | 〇 | 〇 |
Wi-Fi6対応 | ✕ | 〇 | 〇 |
保証期間 | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) |
- 4K対応の有無。
- プロセッサ、メモリの性能。
- 解像度。
- ハンズフリー操作ができるかどうか。
- Wi-Fi6に対応しているかどうか。
Fire TV Stickと4K Maxならどっち?
Fire TV Stickと4K Maxタイプの主な違いは、「4K対応」「性能の違い」「Wi-Fi6対応」です。
メモリに差があるので、多少操作性に違いを感じてしまうかもしれませんが、どちらを購入するかで迷っている方は、
- 4K対応テレビを持っている、または今後購入予定。
- 4K対応作品を4K画質でみたい。
- 価格を抑えたい。
- Wi-Fi6の環境があり利用したい。
などで判断してみてください。
特に4Kにこだわりがなければ「Fire TV Stick」で問題はないと思います。
Wi-Fi6に魅力を感じる方は4K Maxがおススメです。
☟2つの違い・比較は、こちらの記事で紹介しています。

4K MaxとCubeならどっち?
Fire TVシリーズの最上位機種は、据え置き型の「Fire TV Cube」です。
そこで、比較対象になるのが「Fire TV Stick 4K Max」。
4K MaxとCubeの主な違いは、
- 直付けか据え置きか。
- 基本性能の違い。
- Alexa搭載でハンズフリー操作が可能かどうか。
です。
選ぶ基準としては、基本性能が少しでも良いものを使いたい、ハンズフリー操作およびAlexaと連携がしたいかどうかになってきます。
- 基本性能が高い方がいい。
- Echoシリーズを持っていないけどハンズフリー操作がしたい。
- Alexaと連携してスマートホームを利用したい。
- 基本性能より価格が安い方がいい。
- ハンズフリーは利用しない。
- Echoシリーズを持っている。
どちらかで迷っている場合は、上記の基準で判断してみてください。
Echoを持っている方は4K Maxと連携ができるので、基本性能にこだわらなければ「Fire TV Stick 4K Max」で問題ないと思います。
☟Fire TV Cubeの紹介記事はこちら

Fire TV Stickのアクセサリ

有線LAN接続用イーサネットアダプタ
Fire TV Stickを有線LANで接続する際に必要な機器です。
Amazon限定 PORTER Fire TVトラベルケース
PORTERとコラボした、Fire TV Stickのキャリングケースです。
HDMI延長ケーブル (オス・メス)
付属品のケーブルの長さが足りない時に必要になる延長ケーブルです。
延長保証(2年間or3年間)
有料の延長保証オプションです。通常の1年間では不安な方は別途追加しておきましょう。
Fire TV Stickには、便利なアクセサリがあります。
必要なものがあったら、一緒に購入するのがおススメです。
Fire TV Stick過去のセール情報

【過去のセール価格】
GWセール (2023.4.22~2023.4.25) | ¥3,980(▲1,000円) |
新生活セール (2023.3.2~2023.3.6) | ¥3,980(▲1,000円) |
初売りセール (2023.1.3~2023.1.7) | ¥3,980(▲1,000円) |
ブラックフライデー (2022.11.25~2022.12.1) | ¥2,480(▲2,500円) |
ビッグセール以外でも、期間限定で安くなる時もありますので、こまめにチェックしましょう。


Fire TV Stickのまとめ
【メリット・特徴】
- 処理速度がアップし操作がより快適に。
- HDR、Dolby Atmosに対応し高画質・高音質で視聴可能に。
- Fire TVだけで十分なくらい対応サービスが豊富。
- テレビに繋ぐだけで簡単に利用できる。
- 付属リモコンで音声操作ができる。
- Bluetooth 5.0で外部機器との接続も遅延が少なく安定。
- 保証期間が1年間となり安心。
【デメリット・注意点】
- Wi-Fi環境がないと使えない。
- 4K動画は非対応。
- 5GHz帯だと接続がよく切れる場合がある。
- セットアップは簡単だけど上手くいかないことがある。
新しく生まれ変わった「Fire TV Stick」は4Kタイプに近い性能を手に入れ、今までよりも快適に利用できるようになりました。
テレビのHDMI端子に挿すだけで、誰でもカンタンのプライムビデオをはじめ、いろいろなコンテンツの視聴が可能です。
価格も4,980円と手ごろなので、テレビで動画視聴を考えているのなら買っておいて損はありません。
Fire TV Stickは、テレビで動画を見るならコレ!とおススメできる製品です。
☟YouTubeで確認したい方はこちら