こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
今は1つの会社で定年まで勤めるのではなく、転職することが当たり前になってきています。
「人間関係が嫌になった」
「会社の方針についていけない」
「やりたいことがある」
など会社を辞めようと考えたことがあるのではないでしょうか?
僕も会社に不信感を持ったことが原因で辞める決意をしました。
何度も会社を辞める経験をされている方もいますが、会社を辞めるという経験は初めての方がほとんどです。
そんな会社を辞めるのが初めての方向けに、会社を辞める時に必要な退職届(願)の渡し方・渡すタイミングを、実際に辞めたときの話しも交えて紹介して行きたいと思います。
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退職届はいきなり出さない
映画やドラマの中でなんの前触れもなく、いきなり退職届(願)や辞表を出して辞める場面を見たことがありませんか?
たしかに後先考えずにやれば出来ないこともないのですが、相当な問題がない限り、いきなり退職届(願)を出すことは現実社会ではまずあり得ません。
結論から先に言うと、退職届(願)は最後に提出します。
意外かもしれませんが、直属の上司と話し合いをし退職日を決めてから出すのが正しい出し方です。
退職願・退職届・辞表の違い
多くの人が退職届、退職願、辞表を全て同じものと勘違いしていて、きちんと理解していません。
そこで退職届(願)を出すまでの説明をする前に、各々の違いをかんたんに説明していきたいと思います。
- 退職届:退職したいという確かな意思表示をするものです。受理された時点で退職となります。
- 退職願:退職を願い出るのものです。提出時ではなく、会社に承諾された時点で退職となります。
- 辞表:一般社員は使用しません。役職者や公務員が使用します。
一般的に、自己都合は「退職願」、会社都合は「退職届」を提出することになるようです。
会社ではどちらでも同じ扱いの所が多いので、同じ扱いで話を進めたいと思います。
ちなみに僕は、退職の意思を明確にするため「退職届」を提出しました。
そのような事情もあるので、ここでは退職届で話を進めていきたいと思います。
事前にしっかり準備をしよう
最近では退職を引き延ばされたり、退職を承諾してくれない会社もあるとよく耳にします。
実際に以前いた会社の先輩は、退職届を提出したにも関わらず、何かと理由をつけられいまだに退職ができていません。
話を聞いた感じでは、完全にパワハラに該当するようなやり方でした。
先輩はもめ事を起こして辞めたくはないようで、我慢しているそうですが、とても許せる行為ではありませんよね。
そんな場合は、「退職代行サービス」を使うのも一つの方法です。
自分ではどうしようもないときは、他の人の力を借りることも検討してみてください。
当時は僕自身、そのようなことになりたくない気持ちが強かったので、退職についていろいろ調べ入念に準備をしました。
僕が実際にやったことはこちらです。
- あらかじめ退職理由、退職時期をしっかり決める。
- 本当に信頼できる人以外には退職することは話さない。
- 退職した後のことも事前に考えておく。
退職理由、退職時期をしっかり決める
まずは退職理由と退職時期はしっかりまとめましょう。
必ずと言っていいほど退職理由は聞かれます。
このときに何を聞かれても対応できるように準備する必要があります。
相手につけ込む隙を与えると引き止められる可能性が高くなるので、なぜ退職したいのかを明確にし、しっかりと相手に伝えることが大切です。
次の就職先が決まっていなくても本当に辞めたいのであれば、「次の就職先が決まっているので」と伝えるのもありだと思います。
嘘をつくことにはなりますが、きれいごとだけでは上手くいかないのも事実です。
実際に僕は次の就職先が決まっていませんでしたが、決まっていると伝えました。
本当に信頼できる人以外には話さない
退職したいということを周りの人に相談することがあると思いますが、仲がいいからと言って会社の同僚に相談するときは注意が必要です。
後で話す内容ですが退職する意志を上司に伝える前に、自分以外から上司に伝わることはメンツを潰すことにもなるので、避けなければいけません。
人はうわさ話が大好きです。
絶対に言わないと言っていても、陰では誰かに話をしてしまっていると思います。
僕が前にいた会社でも、会社や個人の情報がすぐに社内にうわさで広がっていました。
スピーカーのような人に話したら最後、すぐに全体に知れ渡ってしまいます。
人を信じないというのは納得がいかない人もいると思いますが、現実はそうではありません。
あなたが本当に信頼のおける人だけに話したり、相談するようにしましょう。
退職した後のことも事前に考えておく
いろいろな事情があって、辞めた後のことまで考えてる余裕がない人もいると思います。
ですが事前に就活し内定をもらったり、独立するのであれば根回しや開業の準備をしてからなど、できる限り退職後の事は考えておきましょう。
何も考えずに辞めるのは、かなりリスクが高いのでおすすめはできません。
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退職の意志を伝える
準備ができたら退職の意志を伝えます。
退職の意志を伝える相手は通常、直属の上司です。
先ずは上司に、
「お話があるのですが、お時間よろしいですか?」
などと切り出しましょう。
時間を取ってもらえたら、退職の意志を伝えましょう。
「突然で申し訳ないのですが、退職させていただきたいと思っています。」
などでいいと思います。
意志を伝えた後は、ほぼ間違いなく理由を聞かれるので準備したものをしっかり伝えましょう。
この後すんなり退職時期の話になったり、別の日に他の人も交えての話し合いになったりすると思います。
退職時期の話になったら、相手に惑わされることなくしっかり退職したい意思を伝えて下さい。
ここで曖昧にしてしまうと引き延ばしされてしまう可能性があります。
退職を伝えるのは、出来れば退職したい日の2ヶ月位前にした方がいいでしょう。
あまり直前だと揉めたりして、結局引き延ばされてしまうこともあります。
僕の場合は退職時期も聞かれましたが、別の日に社長を交えて話し合いをすることになりました。
そこで退職時期を打ち合わせしました。
退職する時期を決める
退職の意志を伝えたとき若しくは、後日話し合いになったときに退職の時期について打ち合わせをすることになります。
その時はできる限り上司の指示に従うようにしましょう。
可能なら揉め事を起こさないようにして、円満退職を目指すのがベストな方法だと思います。
打ち合わせをし退職時期が決まったら、ここでやっと退職届を書くことになります。
退職届を書き、封筒に入れて渡す
退職時期が決まったら退職届を書いていきましょう。
退職届の書き方はまだまとめていないので、ここでは省略します。
書き方が分からない人は、用紙と書き方がセットになったものが販売されていますので、必要であれば購入してみてください。
便せんを使い退職届を書いたら、白い無地の封筒に入れて封をして下さい。
裏にあなたの名前を書くのを忘れないようにしましょう。
退職届の準備ができたら直属の上司に直接手渡します。
しっかり話し合いができていれば、すんなり受け取ってくれるはずです。
直属の上司に渡した後、退職届が受理されれば正式に退職が承諾されます。
僕も決まるまでは何か言われるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、しっかり準備していたおかげで何事もなく承諾されました。
その後は退職日まで引継ぎや、お世話になった人などへの挨拶などをして過ごすことになると思います。
まとめ、行動することで現状は変えられる。
退職するということは思っていたよりも周りにも気をつかい、とても労力がかかります。
僕は退職の意思表示をしてから1ヶ月半後に退職したのですが、最後の方は疲れてしまい、早く終わりたいと思うことが多かったです。
でもしっかり準備をしたおかげで、揉めたり問題を起こすことなく退職することができました。
退職は簡単にはいかないこともよくあるので、失敗しないようにするには事前準備をしっかりして、強い意志を持って臨むことが大切です。
これから退職をしようとしている方は、もう一度しっかり準備できているかどうか確認してみましょう。