こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
2019年2月末に発売された、SoundPEATSの完全ワイヤレスイヤホン「TrueShift Q45」。
自動ペアリング、ワイヤレス充電、モバイルバッテリーにもなるなど多機能な製品です。
もちろん、IPX7完全防水やBluetooth5.0に対応するなど、イヤホン自体も高機能になっています。
- Bluetooth5.0対応で音が途切れずらく安定している。
- イヤホン本体は雨や汗も安心の完全防水IPX7。
- ケースの蓋を開けるだけで自動的にペアリング。
- ワイヤレス・USB Type-C充電に対応し、モバイルバッテリーにもなる。
今回は、そんな多機能で高機能な「SoundPEATS TrueShift Q45」を紹介していきたいと思います。
実際に使って感じたことも書いていますので、気になっている方は読んでみてください。
クリックできる目次
TrueShift Q45の基本情報
TrueShift Q45 | |
価格 (Amazon 2019.4.25現在) | 5,999円(税込) |
Bluetooth規格 | Bruetooth 5.0 |
防水等級 | JIS IPX7 |
オーディオコーデック | AAC/SBC |
再生時間 | 3時間(音量60%) 充電ケース使用で最大66時間 |
待機時間 | 70時間 |
通話時間 | 3.5時間 |
充電時間 | イヤホン:約1.5時間 充電ケース:約3.5時間 |
バッテリー容量 | イヤホン:45mAh 充電ケース:3,000mAh |
充電方式 | 有線充電(USB Type-C) 無線充電 |
操作方式 | タッチ式 |
重さ | イヤホン本体(左右):10g 充電ケース:99g |
メーカー保証期間 | 1年間 |
イヤホンとケースの外観
充電ケースは、マットな質感で高級感のあるつくりになっています。
大きさもかなりコンパクトで、ムビチケカードとほぼ同サイズ。
重さも約100gと、持ち運びの際にかさばらないのは嬉しいポイントですね。
ケースの側面にそれぞれ、入力側の「USB Type-Cポート」と出力側の「USBポート」が付いています。
イヤホンの収納場所には磁石があるので、近づけると吸い付くような感じで収まってくれます。
イヤホン本体も100円玉くらいの大きさで重さが片方5gと、かなりコンパクトです。
パッケージ内容・付属品
- ワイヤレスイヤホン本体(左右)x 1
- Type-C充電ケーブル x 1
- 交換用イヤーピース(XS、S、M、L) x 各2
- 充電ケース x 1
- 取扱説明書 x 1
使う人の耳の形状に合わせられるように、4種類のイヤーピースが付属しているのは嬉しいポイント。
充電ケース用のUSB Type-Cケーブルも付属しています。
ですが、USB Type-Cケーブルをつなぐアダプタは付属されていないため、充電するためには別途USBアダプタが必要です。
スマホなどの充電に使っているUSBアダプタでも代用できますが、持ってない人は合わせて購入しておきましょう。
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TrueShift Q45の特徴

- Bluetooth5.0対応で音が途切れずらく安定している。
- イヤホン本体は雨や汗も安心の完全防水IPX7に対応。
- iPhoneと相性のいいAAC対応で高音質・低遅延。
- イヤホン単体で3時間、バッテリーを使えば66時間連続再生できる。
- 左右どちらかだけを独立させて再生できる。
- ケースの蓋を開けるだけで自動的にペアリング。
- 3000mAhバッテリー内蔵でモバイルバッテリーにもなる。
- ワイヤレス、USB Type-C充電に対応。
Bluetooth5.0対応で音が途切れずらく安定している
「Bluetooth5.0」対応になったことで、従来の「Bluetooth 4.2」よりも転送速度と通信速度が約2倍になりました。
そのため、通信が安定し音も途切れにくくなり、快適に音楽などを楽しむことができます。
イヤホン本体は雨や汗も安心の完全防水IPX7に対応
TrueShiftのイヤホンは、最高クラスの防水等級「IPX7」に対応。
IPX7は、一定時間水に沈めても水が浸入しないということを表しています。
雨の日やトレーニング時に汗がかかっても安心なので、ランニングやジムでの使用にもおススメです!
参考 防水規格 IP表記タキゲン製造株式会社
AAC対応で高音質・低遅延
TrueShiftは、オーディオコーデックに「AAC」を採用しているので、高音質で動画再生時の遅延もほぼありません。
音はクリアで低音もしっかりしているので、バランスのいい音質になっています。
「AAC」はiPhoneの標準フォーマットのため、iPhoneとは相性がいいです。
しかし、Androidではatp-Xが標準フォーマットのため、「AAC」で再生されず性能が劣る「SBC」での再生になることがあります。
そのため、Androidの場合はイヤホン性能を十分に発揮することができないかもしれません。
イヤホン単体で3時間、バッテリーを使えば66時間連続再生できる
長時間連続で再生できるのかは、とても気になるところ。
TrueShiftは、イヤホンがフル充電の状態で約3時間の連続再生が可能です。
3時間は再生時間としては長い方ではありません。
ですが、TrueShiftはケースのバッテリ容量が3,000mAhと多くなっているので、何度もイヤホンの充電が可能です。
ケースがフル充電されていれば、22回イヤホンの充電を満タンにできるので、1回の充電で最大66時間再生することができるようになります。
左右どちらかだけを独立させて再生できる(モノモード)。
左右のイヤホンが独立しているので、どちらか一方だけをペアリングして音を出すことができます(モノモード)。
ペアリングしたい方のイヤホンだけ3秒長タッチをして電源を入れると、Bluetoothの接続デバイスに表示されるので、ペアリングしてください。
左右両方とも別々にペアリングしたい場合は、左(L)のイヤホンからペアリングする必要があります。
※すでにステレオモードでペアリングしている場合は、デバイスの登録を解除してからやり直してください。
ケースの蓋を開けるだけで自動的にペアリング
一度ペアリングを設定すると、それ以降はイヤホンを収納したケースのフタを開けるだけで、自動的にペアリングをしてくれます。
LEDライトが3回点滅した後、ゆっくり点滅を開始しペアリングが完了。
イヤホンの電源を入れるとペアリングしてくれる機種がほとんどですが、TrueShiftはフタを開けただけでペアリングができます。
3000mAhバッテリー内蔵でモバイルバッテリーにもなる
充電ケースになっている製品は他にもありますが、TrueShiftが他と違う点はバッテリー容量です。
その容量はなんと「3,000mAh」。iPhoneXSが約1回充電できる位の容量があります。
充電ケースは携帯する場合が多いので、モバイルバッテリーの代わりにもなってくれるんです。
余計なものを持ち歩きたくない人や、モバイルバッテリーを持ってない人にとっては嬉しいポイントですね。
ワイヤレス、USB Type-C充電に対応
TrueShiftは、最近のスマホにも採用されているワイヤレス充電に対応しています。
対応のワイヤレス充電器を使うことで、置くだけでカンタンに充電が可能です。
もちろん今までのように有線でも充電はできます。
しかも、USB端子はType-C(USB3.1、3.2に準拠)になっているのため給電能力が「5V / 1.0A」と高く、高速充電が可能です。
TrueShift Q45のデメリット・注意点

- ペアリング中にライトが点滅し続ける(消す方法あり)。
- AACのみ対応なのでAndroidとは相性が悪い。
- 再生時間が約3時間と短い。
- イヤホンから音量調節をすることができない。
- 付属のイヤーピースがいまいち。
- 充電用アダプタは付属していない。
ペアリング中にライトが点滅し続ける(消す方法あり)
TrueShiftのイヤホンは、ペアリングすると緑色のLEDライトがゆっくり点滅します。
気にならない人はいいのですが、この点滅、けっこう目立つんです。
周りに人がいない場合はいいのですが、電車や街中(とくに夜)などでは目に付くので、人によっては恥ずかしかったり使いずらいと感じることも。
逆に、LEDライトが目立つので、夜のランニングには向いていますよ。
実はライトの点滅を消す方法があります。
⇨ 左右のイヤホンそれぞれ、約5秒間長タッチする。
これで、点滅を消すことができます。
ペアリングを解除したり、電源が切れたりする度に操作する必要があるので少し面倒ですが、どうしても気になる方は試してみてください。
※再生中は消すことができないので、一旦停止させてから行ってください。
AACのみ対応なのでAndroidとは相性が悪い
TrueFree+のオーディオコーデックは、AACおよびSBCです。
Androidの標準コーデックでもある「ATP-X」には対応していないため、SBCでの再生になってしまいます。
AAC非対応のAndroidスマホとは相性が悪く、本来の音質で聴くことができない点に注意が必要です。
再生時間が約3時間と短い
イヤホンがフル充電時のとき、連続再生時間は約3時間となっています(音量60%時)。
使い方によっては2時間ほどで切れてしまうこともあるので、頻繁に充電が必要です。
片道一時間の通勤や通学時の使用には問題ありません。
ですが、それ以上使う場合は充電なしで1日持たないこともあります。
そのため、常に充電ケースを持ち歩くことが必要です。
イヤホンから音量調節をすることができない
TrueShiftはタッチ式のため、音量ボタンがありません。
そのため、タッチ操作では音量を調整することができず、音声アシスタントを呼び出すか、使用中のデバイスの操作が必要です。
どうしても音量調節だけはひと手間かかってしまいます。
付属のイヤーピースがいまいち
TrueShiftには、4種類のイヤーピースが付属しています。
このイヤーピースのうち平べったい形をしたもののフィット感が悪く、音がしっかり伝わってきません。
1つだけボウル型のイヤーピースがあるので、そちらを使うのがおススメです。
充電用アダプタは付属していない
ケースを充電するためのケーブルは付属していますが、コンセントに繋ぐためのアダプタは付属していません。
スマホのアダプタなどを代用できない方は、別途購入する必要があります。
TrueShiftタッチ操作方法一覧
機能 | 操作方法 |
電源を入れる | 充電ケースを開く。 または3秒長タッチする |
電源を切る | イヤホンを入れ充電ケースを閉じる。 または8秒間長タッチする。 |
再生/一時停止 | 左右どちらかを2回タッチする。 |
曲送り/曲戻し | 曲送り:右のイヤホンを1.5秒タッチする。 曲戻し:左のイヤホンを1.5秒タッチする。 |
音声アシスタント呼び出し(Siri/Googleアシスタント) | 左右どちらかを3回タッチする。 |
電話を受ける | 左右どちらかを2回タッチする。 |
電話を切る | 左右どちらかを2回タッチする。 |
タッチ操作が初めての場合、最初はとまどうかもしれませんが、基本的にはボタン操作と同じなのですぐになれると思います。
音量だけは、タッチ操作で変更することができません。
使用しているデバイス、または音声アシスタントから操作する必要があります。
TrueShiftのペアリング方法(iPhone)

- TrueShiftイヤホンを収納したケースのフタを開ける。
- iPhoneの設定アイコンをタップする。
- 設定から「Bluetooth」選択。
- その他のデバイス「SoundPEATS TrueShift R」をタップし、ペアリングを完了する。
1.TrueShiftイヤホンを収納したケースのフタを開ける
TrueShiftイヤホンを収納した、充電ケースを開けてください。
2.iPhoneの設定アイコンをタップする
iPhoneの設定アイコンをタップし、設定画面を開きます。
3.設定から「Bluetooth」選択
設定の項目の中から、「Bluetooth」を選択してください。
4.その他のデバイス「SoundPEATS TrueShift R」をタップし、ペアリングを完了する
Bluetooth設定画面の下にある、その他のデバイスに「SoundPEATS TrueShift R」が表示されているはずなのでタップします。
「SoundPEATS TrueShift R」が接続済みになれば、ペアリング完了です。
好きな音楽などを聴いて楽しんでください。
SoundPEATS他製品との比較

カンタンに仕様を比較してみました。
製品名 | TrueMini | TrueFree+ | TrueShift |
価格(Amazon 2019.12.18現在) | 3,780円 | 3,980円 | 5,280円 |
Bluetooth規格 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
防水等級 | IPX5 | IPX4 | IPX7 |
オーディオコーデック | 記載なし | AAC/SBC | AAC/SBC |
再生時間 | 約4時間 (最大14時間) | 3~4時間 (最大35時間) | 約3時間 (最大66時間) |
充電時間(イヤホン) | 約2時間 | 約1.5時間 | 約1.5時間 |
バッテリー容量 | イヤホン:記載なし 充電ケース:310mAh | イヤホン:43mAh 充電ケース:800mAh | イヤホン:45mAh 充電ケース:3,000mAh |
充電方式 | 有線充電(Micro-USB) | 有線充電(Micro-USB) | 有線充電(USB Type-C) 無線充電 |
操作方式 | タッチ式 | ボタン式 | タッチ式 |
重さ(イヤホン片方) | 約4g | 約4.7g | 約5g |
TrueMiniとTrueFree+がクリア音質で似ており、TrueShiftは低音重視になっています。
高音域の多い女性ボーカルなどボーカル重視の方や、ラジオ、YouTubeなどで使う方は「TureMini」「TureFree+」を。
迫力のある低音重視のサウンドや、しっかりした防水機能が欲しい方は「TrueShift」を検討してみてください。
あとは、装着時の見た目、携帯性や再生時間あたりで利用用途に合うものを選択するのが良いと思います。
女性の方であれば、小型・軽量の「TrueMini」が見た目もいいのでおススメです。


TrueShift Q45のセール情報(Amazon)

【過去のセール価格情報】
セール名(開催日) | セール価格(割引率) |
サイバーマンデー(2019.12.6~2019.12.9) | ¥3,969 |
タイムセール祭り(2019.6.2~2019.6.3) | ¥4,274 |
タイムセール祭り(2019.4.1) | ¥4,480 |
SoundPEATS製品は、Amazonのビッグセール時に対象機種は変わりますが毎回セール価格になっています。
欲しい方は、ビッグセールのタイミングを狙うとお得に購入できるかも。
ビッグセール以外でも安くなっているときがあるので、都度チェックしてみてください。

TrueShiftまとめ
【特徴】
- Bluetooth5.0対応で音が途切れずらく安定している。
- イヤホン本体は雨や汗も安心の完全防水IPX7に対応。
- iPhoneと相性のいいAAC対応で高音質・低遅延。
- イヤホン単体で3時間、バッテリーを使えば66時間連続再生できる。
- 左右どちらかだけを独立させて再生できる。
- ケースの蓋を開けるだけで自動的にペアリング。
- 3000mAhバッテリー内蔵でモバイルバッテリーにもなる。
- ワイヤレス、USB Type-C充電に対応。
【デメリット・注意点】
- ペアリング中にライトが点滅し続ける(消す方法あり)。
- AACのみ対応なのでAndroidとは相性が悪い。
- 再生時間が約3時間と短い。
- イヤホンから音量調節をすることができない。
- 付属のイヤーピースがいまいち。
- 充電用アダプタは付属していない。
TrueShiftは価格が5,999円(Amazon)と、完全ワイヤレスイヤホンの中でも低価格の部類です。
それなのに、高機能で音質もよくワイヤレス充電にも対応しています。
さらに、ケースがモバイルバッテリーにもなる優れもの。
完全ワイヤレスイヤホンが初めての方や、ランニングや筋トレなどトレーニングでの使用にもおススメです!