こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
2009年からiPhone4、5S、SEと使い続けてきた4インチスマホ。
SEの後継機種がでるという噂を信じて待ち続けていましたが、まったく出ずSE購入から3年が経ちました。
手が小さいこともあり、大画面のスマホをずっと敬遠してきましたが後継機種を待ちきれず、ついに「iPhone11」を購入。
使い始めてから約1ヶ月経ったので、SEから11に機種変更して感じたメリットとデメリットを書いていきたいと思います。
「SEのような小型iPhoneが発売されることを待ち続けているけどもう限界」、「iPhone11のような大画面スマホへの機種変更を検討している」、という方はぜひ参考にしてみてください。
SEから11に機種変更して感じたメリット

- 画面が大きくウェブサイトやSNSが見やすい。
- 処理速度が速く快適。
- カメラの性能がかなり向上している。
- ホームボタンがないので扱いやすい。
- モバイルSuica、Apple Payが使える。
- 電池の持ちがかなり良くなる。
- 防水機能があるのでいざというときでも安心。
画面が大きくウェブサイトやSNSが見やすい
当たり前といえば当たり前なのですが、画面サイズが4インチから6.1インチになったので、ウェブサイトやSNSがとても見やすくなりました。
上記画像を見てもらうと分かりやすいと思いますが、SEだと表示範囲が狭く文字が詰まった状態で見にくいです。
しかし、iPhone11なら表示範囲が広く、ゆとりがあるのでとても見やすくなっています。
ウェブサイトやSNSを長時間見ている方には、かなりメリットのある部分だと思います。

処理速度が速く快適
発売当時は最新だとしても、スマホは1年も経てばかなり性能に違いが出てきます。
SEに至っては、発売から3年以上が経過しているので、アプリなど処理速度の低下は避けられません。
iPhone11に機種編後は動作はかなり良くなり、アプリの起動、ブラウジングなどによるストレスは大きく減りました。
SEの動作に不満を感じているのであれば、処理速度の改善は大きなメリットになってきます。
それと、SEには新しいiOSへのアップデートが、いつ打ち切られるか分からないという問題が。
2019年はiOS13へのアップデートにSEも対応しましたが、2020年はどうなるか分からないというのは、利用し続けるうえでかなり不安なところです。
カメラの性能がかなり向上している
iPhone11には、ナイトモードを備えた広角と超広角の2つのカメラが付いています。
写真を撮るうえで、特に違いを感じたのはナイトモードです。
SEの場合、暗いところでは明るい部分しか写りませんが、11では暗い部分も補正されきれいに写してくれます
上の写真は部屋を暗くして撮った写真ですが、暗い部分もしっかり写っていることにかなり衝撃を受けました。
さらに、iPhone11では4K動画が撮れ手振れ補正も向上、ポートレート機能にも対応していてカメラ機能だけでも機種変更するメリットはあると思います。
☟ポートレート写真
ホームボタンがないので扱いやすい
SEのホームボタンに慣れている方は、ホームボタンがなくなることに不安を感じていると思います。
慣れもあるとは思いますが、僕はホームボタンがない方が今までよりも操作がしやすいです。
iPhone11では、画面の下を上にスワイプすることで、簡単にホーム画面へ移動することができます。
アプリの切り替えもスワイプを途中止めることで選択でき、画面の下を右へスライドさせるだけでアプリの切り替えが可能です。
ホームボタンは使っているうちに反応が悪くなったりしますが、iPhone11ならそのような心配もありません。

モバイルSuica、Apple Payが使える
SEはApple Payに非対応なので、Apple Payが使えるというのはiPhone11に機種変更した大きな理由の1つです。
それと、SEではできなかったモバイルSuicaにも対応しています。
キャッシュレス決済は、政府主導で普及させようとしている決済方法。
普及前の今は、各種キャンペーンでかなり恩恵を受けることができます。
SEでもApple Watchを使えばApple Payを利用できるのですが、iPhone11に機種変更するのとかかるお金はそれほど変わりません(Apple Watch5の場合)。
電池の持ちがかなり良くなる
本体が大きくなっているので、良くなっていないと困りますが、iPhone11はSEの倍近いバッテリー容量があります。
iPhone11とSEのバッテリー容量
iPhone11 | 3,110mAh |
iPhoneSE | 1,624mAh |
参考記事①:iPhoneの歴代のバッテリーの容量を一覧にして比較した
参考記事②:iPhone 11シリーズの実行メモリと電池容量が判明、全て増量!
SEを発売当初から利用している方は、バッテリーが劣化し充電なしでは1日持たないという方も多いはず。
iPhone11であれば、倍近いバッテリー容量を持っているので、使い方次第では充電なしで2日間持ってくれることもあります。
バッテリーが切れる不安や充電する手間もかなり減るので、バッテリーの持ちに不満を感じている方には大きなメリットです。
SEから11に機種変更して感じたデメリット

- ポケットへの出し入れ、持ち運びが大変。
- 片手だけで操作できない。
- イヤホンジャックがない。
- 本体が重くなる。
- ロック解除が指紋認証ではなくFace IDになる。
ポケットへの出し入れ、持ち運びが大変
SEの大きなメリットは、収納や持ち運びが簡単で使いたいときにサッと取り出せること。
しかし、iPhone11ではそのメリットがなくなってしまいます。
僕もSEを使っていたときはポケットへ入れていたのですが、iPhone11は大きすぎて入らなくなってしまいました。
そのため、収納する場所を探す手間が増え、使いたいときにすぐ取り出すこともできず、イラっとすることも多々あります。
スマホの携帯性を重視する方にとって、SEから11への変更は大きなデメリットです。
僕はこのデメリットを解消するため、Apple Watchを購入しました。
そのおかげでスマホを取り出す機会自体が減ったので、ストレスも少なく今のところ満足しています。

片手だけで操作できない
SEを使っている人たちは、スマホを片手だけで操作したいと考えている人が多いと思います。
しかし、iPhone11を片手だけで操作するのはかなり困難です。
片手で操作したい人のために、外面上部を下へスライドさせる機能もあります。
ですが、ひと手間かかるため毎回やるのは面倒です。
やはり、どうしても片手だけで操作したい人には、11への変更は大きなデメリットになってしまいます。
イヤホンジャックがない
iPhone11では、今まで馴染みのあったイヤホンジャックがなくなりました。
そのため、有線のイヤホンなどを利用していた方は、新しい機器に買い替えるか変換プラグなどを購入する必要が出てきます。
あまり費用を掛けたくないという方には、ライトニングへの変換プラグがおススメ。
純正でも1,000円ほどで購入できるので、iPhone11へ変更する際は検討してみてください。
本体が重くなる
SEから11の変更は、画面サイズが大きくなるので重量も重くなってしまいます。
SEが116gに対して、11は200gと倍近くの重さです。
ケースを付けるとなると、さらに重くなるので携帯性はかなり損なわれます。
スマホは軽い方がいいと考えている方にとって、デメリットになってしまう部分です。
ロック解除が指紋認証ではなくFace IDになる
iPhone11では、ロック解除などの本人確認にFace IDが採用されています。
そのため、SEで採用されていた指紋認証は使うことができません。
Face IDでは、スマホに顔を向けないと解除できないので、指紋認証でできていたことができなくなるといったデメリットがあります。
ただ、Face IDを実際に利用してみたところ、かなり制度は高く、暗い場所でも問題なく認証されました。
顔をスマホに向けなければいけないという点を除けば、機能面も安全面でもかなり優秀な機能だと思います。
SEから11への機種変更まとめ
【メリット】
- 画面が大きくウェブサイトやSNSが見やすい。
- 処理速度が速く快適。
- カメラの性能がかなり向上している。
- ホームボタンがないので扱いやすい。
- モバイルSuica、Apple Payが使える。
- 電池の持ちがかなり良くなる。
- 防水機能があるのでいざというときでも安心。
【デメリット】
- ポケットへの出し入れ、持ち運びが大変。
- 片手だけで操作できない。
- イヤホンジャックがない。
- 本体が重くなる。
- ロック解除が指紋認証ではなくFace IDになる。
iPhoneSEから11へする際に、気になるのは大きさと操作性だと思います。
確かに、その部分だけを重視するのであればデメリットの方が大きいです。
ですが、画面の見やすさ、カメラの性能、処理速度の向上など、便利になっている機能もたくさんあります。
どの機能を重視するかで、機種変更するかどうかを決めるのがベストです。
実際に機種変更してみて感じたメリットとデメリットを紹介してきましたが、個人的にはメリットの方が多いと感じています。
価格もiPhone11 Proと比べるとかなり安い方なので、自分に必要な機能は何なのかをもう一度考えてみてください。
