こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
Fire TVシリーズで最上位モデルの「Fire TV Cube」。
その「Fire TV Cube」とよく比較されるのが「Fire TV Stick 4K Max」です。
両者の価格差は8,500円と、価格面だけ見れば断然4K Maxですが、Cubeにしかない機能もあります。
そこで、今回は両者の違いを検証していきますので、迷っている方は参考にしてみてください。
- 直付けか据え置きかの違い。
- プロセッサ性能による高速起動、操作性の違い。
- ハンズフリー操作対応の有無。
- 様々なAlexa機能が利用できる。
- イーサネットアダプタ付属の有無。
今回比較するのはこの2つ
☟Fire TV Stickと4Kの比較記事はこちら
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基本性能やハンズフリーに拘らなければ「4K Max」で十分
結論から先に言うと、立ち上げ速度や操作性などの基本性能やハンズフリー操作に拘らないのであれば、Fire Tv Stick 4K Maxで十分です。
ビデオやオーディオの性能はほぼ同じなので、動画を見るだけなら8,500円安い4K Maxで問題ありません。
じゃあ、どういう人にFire TV Cubeが必要なの?
となると、僕としては
- 立ち上げが早く操作性がより快適な方がいい。
- AmazonのEchoを持っていない方で、ハンズフリー操作をしたい。
- テレビでいろんなAlexaスキルを使いたい。
- インテリアとしても考えている。
- Wi-Fi6の環境がない。
という方には必要だと感じています。
Fire TV Stick 4K MaxとCubeのスペック比較
機種 | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV CUbe |
価格(2021.9.29現在) | ¥6,980 | ¥14,980 |
解像度 | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
プロセッサ(CPU) | クアッドコア 1.8GHz | ヘキサコア (クックドコア:2.2GHZ+ディアルコア:1.9GHz) |
メモリ | 2GB | 2GB |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi6)対応 | 802.11a/b/g/n/ac対応 |
ハンズフリー操作 | ✕ | 〇 |
内蔵スピーカー | ✕ | 〇 |
音声検索対応 | 〇 | 〇 |
AV機器操作 | 〇 | 〇 |
4K対応 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi6対応 | 〇 | ✕ |
保証期間 | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) |
Fire TV Stick 4K MaxとCubeの主な違い
- 価格差が8,500円ある。
- 直付けか据え置きかの違い。
- プロセッサ性能による高速起動、操作性の違い。
- ハンズフリー操作対応の有無。
- Cubeなら様々なAlexa機能が利用できる。
- イーサネットアダプタ付属の有無。
- Wi-Fi6対応の有無。
価格差が8,500円ある
4K Maxが6,980円、Cubeが14,980円となっており、その価格差は8,500円。
これは、4K Maxをもう1個買ってもおつりがくる差です。
いくら機能や性能が向上したからといって、この価格差は大きな違いになります。
動画を見ることに関してはあまり変わらないので、予算があまりないという方は4K Maxがおすすめです。
直付けか据え置きかの違い
4K Maxは、テレビのHDMI端子に直接取り付けられ場所もとりません。
一方、Fire TV Cubeは本体が据え置き型になっており、スピーカーから30cm話す必要があるなど置く場所が限られてしまうのがデメリット。
Cube本体を置く場所がないという方は、設置場所に困らない4K Maxがおススメです。
ただ、Fire TV Cubeには、肝心のテレビにつなぐHDMIケーブルが付属していません。
持っていない方は、あわせて購入するようにしてください。
プロセッサ性能による高速起動、操作性の違い
☝Fire TV Cube
4K MaxとFire TV Cubeでは、性能の高さを決めるプロセッサが違います。
数値だけではどれくらいの差があるかは分かりにくいですが、Cubeの方が起動時間も短く、リモコンでの操作も快適です。
Fire TV Stick 4K Max | クアッドコア 1.8GHz |
Fire TV Cube | ヘキサコア (クックドコア:2.2GHZ+ディアルコア:1.9GHz) |
4K Maxも、以前の4Kよりはプロセッサ・メモリが向上しているので、そこまで差を感じないかもしれません。
より快適な操作性を求めるのであれば、Fire TV Cubeの方がおススメです。
ハンズフリー操作対応の有無
4K Maxでは、リモコンを使って音声操作をすることはできます。
しかし、本体にAlexaは搭載されていないため、声だけで操作するハンズフリーには対応していません。
一方、Fire TV Cubeは本体にAlexaが搭載されているため、ハンズフリー操作が可能です。
4K Maxでハンズフリーを対応させるには、別途Echoシリーズの購入が必要でしたが、Fire TV Cubeであれば単体で利用することができます。
Cube単体の方が、4kとEchoの連携よりも応答時間も速く対応機能も豊富。
テレビをハンズフリー操作をしたいなら、Fire TV Cubeがおススメです。
Cubeなら様々なAlexa機能が利用できる
先ほど説明したように、Fire TV CubeにはAlexaが搭載されています。
このAlexaには、2,500種類以上のスキルがあり、ゲームや英語の勉強、ニュースやラジオなど、便利なスキルがたくさん。
コーデ相談やレシピ検索など、テレビの画面を活用できるスキルがおススメです。
利用できるスキルは日々増えているので、上手く活用すればもっと便利になります。
Alexaスキル一覧ページから利用したいスキルを探すこともできるので、一度確認してみてください。
イーサネットアダプタ付属の有無
Wi-Fi環境がない方でも、Fire TVシリーズを利用できようにする「イーサネットアダプタ」。
4K Maxではオプション扱いとなっており、必要な場合は別途購入が必要です。
ですが、Fire TV Cubeでは標準で付属。
有線接続しかできない方にとっては嬉しい内容になっています。
有線接続を予定している方は、4K Maxでは別途イーサネットアダプタの購入が必要な点に注意してください。
Wi-Fi6対応の有無
4K MaxからWi-Fiの最新規格「Wi-Fi6」に対応し、より安定した視聴が可能となりました。
4K動画の視聴を考えている方はとくに重要になってくると思います。
ですが、以前の規格でも視聴するには十分な環境なので、気になる方以外は「Fire TV Cube」でも問題ありません。
Fire TV Stick 4K MaxとCubeの違い・比較まとめ
Fire TV Stick 4K Maxがおススメな人 | Fire TV Cubeがおススメな人 |
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Fire TV Stick 4K MaxとFire TV Cubeは、基本性能、ハンズフリー、Wi-Fi6対応などが主な違いです。
選ぶ基準としては、「価格」「より快適な視聴」「ハンズフリー操作」あたりになってきます。
どちらを購入するか迷っている方は、上記表の基準で判断してみてください。
8,500円という価格差もあるので、操作性やハンズフリーに拘らなければ「Fire TV Stick 4K Max」で問題ないと思います。
今回比較したのはこの2つ