こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
Amazonの「Fire TV Stick 4K」は、テレビで簡単に4Kの動画配信を楽しむことができます。
さらに、2020年9月には新型の「Fire TV Stick」も発売されました。
ですが、ここで問題になるのが「Fire TV Stick」と「Fire TV Stick 4K」のどっちを買えばいいのかという点です。
両者の価格差は2,000円と、それなりに差があるので悩んでいる方も多いはず。
そこで、今回は両者の違いを検証していきますので、どちらを購入したらいいのか参考にしていただければと思います。
- 4K対応の有無。
- プロセッサの性能が違う。
- 解像度・オーディオ性能が違う。
音声操作対応の有無。※1- 保証期間の違い。
※1:2019年1月16日から「Fire TV Stick」も、リモコンがAlexa対応リモコンになりました。
今回比較するのはこの2つ
☟Fire TV Stick 4KとCubeの比較記事はこちら

クリックできる目次
4Kに拘らなければ「Fire TV Stick」で十分
結論から先に言うと、4Kに拘らなければ「Fire TV Stick」で十分です。
HD画質には対応していますし、2020年9月30日からはプロセッサもオーディオも同性能になったので、不自由なく利用できると思います。
価格も2,000円安くコスパが良いので、4Kまでは必要ないでしょう。
じゃあ、どういう人が4Kを買った方がいいの?
となると、個人的には4Kテレビを購入予定または持っている、4K映像を4Kで楽しみたいという方は、4Kを購入した方がいいと感じています。
▼Fire TV Stickの詳細は、こちらの記事で紹介しています。


Fire TV Stick、4Kのスペック比較

機種 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K |
価格 | ¥4,980 | ¥6,980 |
解像度 | 720p、1080p、最大60fps | 2160p、1080p、720p、最大60fps |
フォーマット | H.265、H.264、Vp9、HDR10、HDR10+、HLG | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
プロセッサ(CPU) | クアッドコア 1.7 GHz | クアッドコア 1.7 GHz |
オーディオ | Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー | Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー |
ストレージ | 8GB | 8GB |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
音声検索対応 | 〇 | 〇 |
AV機器操作 | 〇 | 〇 |
4K対応 | ✕ | 〇 |
保証期間 | 1年間(有償で延長保証あり) | 1年間(有償で延長保証あり) |
サイズ(本体) | 86 mm x 30.0 mm x 13 mm | 108 mm x 30 mm x 14 mm |
重量(本体) | 32.0g | 53.6g |
サイズや形状はほぼ同じですが、4K画質への対応有無が大きな違い。
その分が価格に反映されている形です。
対応しているアプリは、製品によって違いはないので心配する必要はありません。
Fire TV Stick、4Kの主な違い

- 4K動画への対応の有無。
- 解像度が違う。
4K動画への対応の有無
商品名を見れば分かるように、4K動画へ対応しているのは「Fire TV Stick 4K」の方です。
「Fire TV Stick」は、4K動画に対応していないので注意してください。
解像度が違う
- 4K Ultra HD
- Dolby Vision
- HDR
- HDR10+
「Fire TV Stick 4K」では、上記の機能に対応してるので、鮮明で美しい映像と迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
先に説明したように、「Fire TV Stick」は4K Ultra HDには対応していないので、その点に関しては4Kタイプに劣ります。
僕も映像やサウンドに詳しくないため、あまり違いが分かりません。
4Kのきれいな映像を楽しみたいという方でなければ、「Fire TV Stick」でも問題ないと思います。
音声操作対応の有無【現在はどちらも同じです】
2019年1月16日から「Fire TV Stick」のリモコンも、Alexa搭載リモコンに変更となりました。
そのため、4Kタイプを購入しなくても、Alexaの一部機能を利用、Echoとの連携ができるようになっています。
どちらも音声検索には対応しているため、「アニメ探して」など、声で動画を検索することはできます。
両者の違いは、Alexaが搭載されているかどうかという点です。
Alexaが搭載されている「Fire TV Stick 4K」では、音声だけで動画の再生、早送り・早戻し、エピソード送りなどが操作できます。
さらに、ニュースや天気、音楽の再生など、Alexaの機能を利用することもできるので、とても便利です。
Echoシリーズと連携させることで、ハンズフリーで操作することができます。
それと、リモコンにも一部違いがあり、「Fire TV Stick」にはAlexa機能以外に、電源ボタンと、音量ボタンがありません。
これが意外に重要で、電源と音量ボタンがあればテレビのリモコンがなくても、Fire TV Stick 4Kだけで利用できます。
リモコンが1つで済んでしまうのは、けっこう便利ですよ。
Fire TV Stick、4Kの違い・比較まとめ
- 動画視聴だけが目的なら「Fire TV Stick」で十分。
- 価格差は2,000円。
- 4K画質対応の有無に違いがある。
- サイズや形状はほとんど同じ。
- 4K対応テレビを購入予定、4K画質を楽しみたい方は「Fire TV Stick 4K」がおススメ。
最初に書いたように、4K画質に拘らなければ「Fire TV Stick 」で十分だと思います。
主な違いはそれだけなので、2,000円の価格差と4Kにこだわるかどうかで4Kも選択肢に入るのではないでしょうか。
できること自体は、そこまで大きな差はないので、4K動画で視聴したいかが決め手になってくると思います。
どちらを選んでも損はない製品ですので、単純に欲しいと感じた方を選んでみるものありです。
今回比較したのはこの2つです。

