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【感想/あらすじ】下町ロケットゴースト ※ネタバレあり(原作・小説)

こんにちは、いたるです。

 

昨年、テレビドラマ化もされた池井戸潤さんの「下町ロケット」シリーズ。

その最新作「下町ロケット ゴースト」が7月20日に発売されました。

 

前2作の「下町ロケット」、「下町ロケット ガウディ計画」がとても面白かったので、最新作も迷わず購入。

最新作「下町ロケット ゴースト」も期待裏切らない面白い作品だったので、その感想とあらすじを紹介していきたいと思います。

 

下町ロケット ゴーストの感想(少しネタバレあり)

感想

今作は、「下町ロケット」、「下町ロケット ガウディ計画」に続く第三弾になります。

前作までは宇宙分野、医療分野ときていましたが、今作は農業分野での佃製作所の挑戦が書かれています。

 

経営の危機に直面し、それを脱するために新しい分野への挑戦。

会社でも個人でも新しいことに挑戦するにはとても勇気が必要です。

そこに臆することなく進んでいく、いつもと変わらない佃製作所の前向きな姿に、後ろではなく前を向いていくことの大切さを教えられた作品でした。

 

コスト削減、ユーザーの要求、新製品の開発、特許侵害といった様々な問題が今作でも起きるのですが、その一つ一つに向き合い、試行錯誤を繰り返し解決への糸口を見つけていきます。

コスト削減に関しては、リーマンショック以降の日本の製造業が直面している問題そのものだと感じました。

 

僕も商社に勤めていたときにも問題として表面化していたのですが、このコストの削減が利益圧迫・薄利での販売といった形で様々なところに影響を及ぼすなど大きな問題になっています。

作品の中のように現実はそんなにうまくいくわけがない。

と思うところもありますが、それは佃製作所が問題に一切妥協することなくあきらめず取り組んでいるからこそ成しえた事なんだと感じました。

 

後半は、佃製作所よりもダイダロスギアゴーストの状況や生い立ちの方がメインとなっていきます。

従来の古い考え方との対立、才能があるゆえの他人からに妬み、取引先との関係など、会社に勤めている方なら一度は経験したことがあるような問題、悩みを抱え、居場所を失っていく。

状況は違いますが、僕も会社を辞めたことがあるのでいろいろな葛藤に苦しんだ経験があります。

佃製作所、ギアゴースト、ダイダロスにかかわる人たちが、そんな誰にでもあるような葛藤を抱え、新しい道へ進んでいく姿がそれぞれの視点で書かれていています。

 

今作の「下町ロケット ゴースト」は佃製作所よりもこの2つの会社の方がメインのような気がしました。

最後も次に続く形で終わったので、これは次回作へつながる重要な部分なのだと思います。

 

次回作も気になりますが、いままでとは違ったものになっています。

興味のある方はぜひ手に取ってみて下さい。

 

下町ロケット ゴーストのあらすじ

あらすじ

帝国重工の米子会社の不正計上による巨額損失が発覚したところから話しは始まります。

 

佃製作所の納入先であるヤマタニから新型エンジンの採用を白紙して欲しいと言われ動揺する佃。

これは、ヤマタニの新社長によるコスト削減を推し進める方針によるもので、コストを要求まで削減できなければ他社へ発注をすることが正式に通達される。

競合になっているのは、海外に生産拠点を持ち、高スペックとまではいかないが低価格の製品を売りに、ここ最近業績を伸ばしているダイダロスという会社。

佃プライドと称し高品質を追い求めてきた佃製作所に時代の流れが襲い掛かる。

 

そんな中、帝国重工・財前からスターダスト計画が存亡の危機にあることを告げられる。

大型ロケットの水素エンジン用に供給しているバルブシステムは佃製作所のキーデバイスのため、スターダスト計画がなくなれば佃製作所の経営にも大きな影響を与えることになるのは確実。

さらに追い打ちをかけられた佃製作所は最大の危機に直面する。

 

下町ロケット ゴーストの口コミ

口コミ

 

 

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下町ロケットのTVドラマが放送されました

ゴースト編おさらい

2018年10月期のTBS日曜劇場で下町ロケットが放送されました。

放送時間は、毎週日曜よる9時~9時54分です。

 

主人公の佃航平を演じる阿部寛さんをはじめ、同じキャストで制作されています。

前回は平均視聴率22.3%を記録するなど大ヒット。

今回はゴースト編とヤタガラス編が放送されました。

 

ドラマのキャスト

佃航平  / 阿部 寛

佃利菜  / 土屋太鳳

山崎光彦 / 安田 顕

殿村直弘 / 立川談春

立花洋介 / 竹内涼真

江原春樹 / 和田聰宏

迫田滋  / 今野浩喜

津野薫  / 中本 賢

唐木田篤 / 谷田 歩

加納アキ / 朝倉あき

和泉沙耶 / 真矢ミキ

神谷修一 / 恵 俊彰

佃和枝  / 倍賞美津子

財前道生 / 吉川晃司

藤間秀樹 / 杉良太郎

島津裕  / イモトアヤコ

的場俊一 / 神田正輝

伊丹大  / 尾上菊之助

水原重治 / 木下ほうか

中川京一 / 池畑慎之介

主要キャストは前作からそのままです。

 

TVドラマ化決定

第1話

帝国重工のロケット事業の撤退危機、得意先へ納入していたエンジンの発注が他社へ取られるなど、経営の危機に見舞われた佃製作所。

そんなとき、急成長しているトランスミッションメーカー・ギアゴーストの存在を知り、バルブの受注コンペに挑むが、相手は大手の大森バルブ。

佃製作所は受注を勝ち取ることができるのか…

 

第2話

ギアゴーストのコンペに勝利した佃製作所。

新しい事業が順調に進むかと思われたのもつかの間、ギアゴーストが特許侵害で訴えられてしまう。

賠償金は15億とギアゴースト存続も危ぶまれるなか、佃製作所はギアゴーストを救うための行動にでる。

 

第3話

佃製作所はギアゴーストを救うため、買収という形で支援することを決める。

買収の話が上手くいくと思われた矢先、どこからか帝国重工に買収話が漏れてしまい、信用調査を受けることになってしまう。

このままでは、ロケットへのバルブの納入ができなくなる恐れが。

佃製作所は危機を乗り切るため、準備をし信用調査に臨むが…

 

第4話

殿村のおかげで信用調査を乗り切った佃製作所。

今度はギアゴーストの特許侵害の裏に、特許情報漏洩の可能性が浮上し、なんと、ギアゴーストの顧問弁護士が情報を漏らしていたのだった。

真実を知った伊丹と島津は、神谷弁護士に弁護を依頼し、裁判に臨むことに。

そんななか、殿村は父の体調など考え、実家の稼業である農業を継ぐために退社を申し出る。

 

第5話

裏切者との顧問契約を解消したギアゴーストじゃ、神谷弁護士とともに裁判に臨む。

そこで神谷は徹底的な証拠を突きつけ、逆転勝ちを収める。

これで佃製作所とギアゴーストは、トランスミッションメーカーとしてスタートするはずだった。

しかし伊丹は、共通の敵への復讐をちらつかせたダイダロスに心動かされ、佃製作所ではなくダイダロスとの提携を選択してしまう。

 

ヤタガラス編おさらい

第6話

ギアゴーストに裏切られ、採用が決まっていたトランスミッションのバルブまで白紙にされてしまい、怒りと失望に震える佃。

そんなとき帝国重工・財前から無人農業ロボット事業の立ち上げと、協力を要請される。

協力を決めた佃製作所は、まず無人農業ロボットの第一人者である野木教授の説得をお願いされたのだが、なんと野木は佃の大学時代の同期であり親友だった。

説得を頼まれた佃は野木の説得を試みるが、そこには様々な問題が山積していた。

 

第7話

佃製作所は、内製化するという帝国重工・的場の意向で、無人農業ロボット事業から外されてしまう。

トランスミッション開発の存続が危ぶまれるなか、佃は野木と協力し、トランスミッションの開発を独自に続ける決断をする。

そして、佃製作所がいないまま、帝国重工は無人農業ロボット事業「アルファ1」を公に発表した。

 

しかし、同時に重田たちの無人農業ロボット「ダーウィン」がテレビで紹介され、急なライバルの登場に驚愕する帝国重工。

佃製作所のいない「アルファ1」は、果たして「ダーウィン」に勝つことはできるのか…

 

第8話

突如現れたライバル・ダーウィンに驚く帝国重工。

ダーウィンは重田や伊丹が率いる下町企業による、無人農業ロボットだった。

巧みなメディア戦術により、帝国重工=悪、ダーウィン=善の構図へ世間を誘導していく。

 

そんななか農業の大規模イベント・アグリジャパンでのデモ走行が決定し、早速、アルファ1とダーウィンの直接対決が訪れる。

デモ当日、ダーウィンはミスなくデモ走行を成功させたが、アルファ1はデモ走行に失敗してしまう。

 

第9話

アグリジャパンでのデモ走行で、ダーウィンに完敗したアルファ1。

帝国重工は、失敗の原因を走行制御システムだと決めつけるが、野木には納得がいかなかった。

財前も同じ考えで、藤間へ佃製のトランスミッションを搭載した別のトラクターでのテスト走行を要求し、後日行われることになる。

 

そして、行われたテスト走行で、走行制御システムに不具合がないことが分かり、財前はトランスミッションの提供を佃製作所に依頼し、意外な形で佃製作所は無人農業ロボット事業へ再び参加することになった。

 

第10話

帝国重工からエンジンとトランスミッションの供給を依頼された佃製作所。

しかし、まだ技術力に自信のないため決断できずにいた。

 

そんな状況を打開するため、佃は再び島津に一緒にやらないかと声をかける。

佃の思いに心動かされた島津は、佃製作所で働くことを決めたのだった。

 

島津の入社により、トランスミッションの改善は進み、開発は順調に進んでいた。

そんなとき、ダーウィンとアルファ1が政府公認事業に認定され、再びデモ走行による再戦の機会が訪れる。

 

第11話

ダーウィンと再戦で、アルファ1のデモ走行は成功に終わったが、肝心の首相は時間の都合で、その走りを見ずに帰ってしまっていた。

成功を収めたアルファ1だったが、島津だけはトラクターに異変を感じていた。

そんななか、ダーウィンが発売時期を早めてきたことで、佃製作所は再び、的場の策略に巻き込まれる形で、トランスミッションとエンジンの性能試験を行うことになってしまう。

 

最終話

ダーウィンの不具合はトランスミッションが原因だった。

トランスミッションの不具合を解消しようとするが、解消するための技術は佃製作所がすでに特許を申請済み。

伊丹は自ら裏切った佃製作所にすがるしかない状況に追い込まれる。

 

佃に何度も頭を下げる伊丹。

最初は取り合おうとはしなかった佃だったが、農業の未来を救うという使命を思い出す。

 

 

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「下町ロケット ゴースト」の続編、「下町ロケット ヤタガラス」が発売中です。

ヤタガラス編で、ギアゴースト&ダイダロスとの戦いが決着します。

 

手に汗握る展開になっていますので、ゴースト編を読んだ方はヤタガラス編も読んでください!

▼「下町ロケット ヤタガラス」の感想、あらすじはこちら

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