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【感想/あらすじ】大家さんと僕/矢部太郎 ※少しネタバレあり

【感想/ネタバレ】大家さんと僕/矢部太郎 微笑ましい大家さんとの日常を綴った実話

こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。

この記事を書いているのが10月31日だったのですが、1年前の10月31日は「大家さんと僕」の発売日。

もう発売してから1年が経ち、いろんなメディアでも紹介され話題になったときも読まなかった僕ですが、今になって急に読みたくなって購入しました。

読んでみたところ、評判通りの素晴らしい作品で、とても穏やかな気持ちになりました。

 

大家さんと僕のここがいい!

  • 1ページ8コマの漫画で書かれているので読みやすい。
  • 大家さんと矢部さんのやり取りにほっこりする。
  • 上品で個性的な大家さんが微笑ましい。

 

1年前の作品なので今更感はぬぐえませんが、感想と本の内容を紹介していきたいと思います。

MEMO

「大家さんと僕」は、発行部数が50万部を突破し、第22回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞するなど、大ヒットした作品です。

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大家さんと僕の感想

大家さんと僕 感想

「大家さんと僕」は、挨拶が「ごきげんよう」と上品な大家さんと、大家さんの2階に住む矢部太郎さんとの日常を描いた作品です。

作品自体は、1ページ4コマ×2列の8コマで構成された漫画になっています。

矢部さんの絵は上手くはありませんが、愛着のもてる絵なので違和感なく読むことができました。

 

漫画で描かれているのでとても読みやすく、20以上のエピソードが収録されているのですが、あっという間に読み終わってしまいました。

内容が面白かったこともありますが、やはり漫画だと分かりやすいし読みやすいですね。

 

挨拶はごきげんよう、好きなタイプはマッカーサー元帥、伊勢丹が大好きな大家さん。

そんなツッコミどころがたくさんある大家さんと、矢部さんのやり取りはとても面白かったです。

微笑ましいという表現があっているか分かりませんが、微笑ましい大家さんの言動につい笑ってしまったり、とても穏やかな気持ちになれる作品でした。

 

大家さんと僕のあらすじ ※ネタバレあり

大家さんと僕 内容

登場人物紹介

大家さん

東京生まれ東京育ち。
矢部太郎の大家さん。
とても上品な物腰で、挨拶は「ごきげんよう」。
矢部との「二人暮らし」が楽しくて寿命が延びたそう。
好きなものは伊勢丹とNHKと羽生結弦くん。

矢部太郎

東京生まれ東京育ち。
お笑いコンビ「カラテカ」のボケ担当。
8年前から大家さんの家の2階に間借りしている。
テレビのバラエティで上手く喋れないのが悩み。
同世代の女性より、大家さんの方が話が合う。

「大家さんと僕」のエピソードを、少し紹介していきます。

おかえりなさい

大家さんと僕・おかえりなさい

大家さんとの出逢いが描かれたエピソードです。

出演した番組の影響で引っ越すことになった矢部さん。

次に住むことになったのは、高齢の大家さんが1階に住む家の2階でした。

ごきげんようと挨拶する、上品で距離感の近い大家さんに、戸惑いながらも矢部さんは次第に心を開いていきます。

 

伊勢丹ランデブー

大家さんと僕・伊勢丹ランデブー

大家さんの大好きな伊勢丹で、ランチを一緒に食べることになった矢部さん。

大家さんの金銭感覚や、買い物するものにビックリします。

周りには新しい建物ばかりで、大家さんにとって昔からある伊勢丹はとても大切な場所。

矢部さんは、いつかは伊勢丹を大切な場所にしたいと誓うのでした。

 

ごきげんよう

大家さんと僕・ごきげんよう

テレビのトーク番組に出演するも、スベってしまった矢部さん。

番組終了後、大家さんの家にロケに行かせてくれないかと提案されます。

大家さんに話したところ、ぜひ出てみたいとロケが決まりました。

いざ本番が始まると、大家さんは矢部さん以上のトーク力を見せ、番組を盛り上げてしまったのです。

 

帯の裏にエピソード0を収録

大家さんと僕 帯

10月25日現在、出版されているものには、帯の裏に「大家さんと僕」のエピソード0(ゼロ)が収録されています。

エピソード0(ゼロ)は8コマのマンガです。

 

大家さんと僕 エピソードゼロ

僕が購入したときは、26刷(2018年9月10日)でしたので、いま店頭にあるものには付いていると思います。

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モデルになった大家さんの現在

大家さんの現在

作品の中で、微笑ましい姿を見せてくれた大家さん。

「大家さんと僕」のモデルになった大家さんですが、残念なことに2018年8月に亡くなられていたそうです。

矢部太郎さんもツイッターで、訃報を報告していました。

 

矢部さんにとっては人生を変えてくれた恩人。

上品な口癖「ごきげんよう」がもう聞けないのは、矢部さんが一番つらいかもしれませんね。

 

続編(2巻)『大家さんと僕 これから』7月25日発売

週刊新潮で連載中だった「大家さんと僕」の続編(2巻)、『大家さんと僕 これから』の発売が2019年7月25日に発売されました。

続編では、1巻の発売前後のことから大家さんとの別れまでが描かれます。

 

『大家さんと僕 これから』には、2018年4月25日から2019年3月28日まで週刊新潮で連載された分を収録。

さらに、連載原稿の他に30ページ超の描き下ろしが追加されているそうです。

 

☟「大家さんと僕 これから」の紹介記事はこちら

【感想/あらすじ】大家さんと僕 これから(続編/2巻)※少しネタバレあり【感想/あらすじ】大家さんと僕 これから(続編/2巻)※少しネタバレあり

 

番外編 “「大家さんと僕」と僕” が6月26日に発売

6月26日に「大家さんと僕」の番外編として、「大家さんと僕」と僕の発売が決まりました。

内容は、「大家さんと僕」の大ヒットによって起きた出来事などのエピソードが収録されているようです。

 

その他には、ちばてつやさん、里中満智子さん、秋本治さんなど、豪華執筆陣のイラストやメッセージも収録。

さらに、矢部さんのカラー描き下ろし漫画も収録されています。

 

鈴木るりかさん「14歳、明日の時間割」の装画/イラストを担当

14歳の誕生日に「さよなら、田中さん」で小説家デビューをした、鈴木るりかさん。

その鈴木るりかさんの第2弾小説「14歳、明日の時間割」で、矢部太郎さんが装画とイラストを担当しました。

矢部太郎さんがイラストも担当

愛着のもてるイラストが作品の雰囲気にピッタリです。

レビュー記事も書いたので、良かったら読んでみてください。

【感想/あらすじ】14歳、明日の時間割/鈴木るりか 今を生きる14歳の物語【感想/あらすじ】14歳、明日の時間割/鈴木るりか 今を生きる14歳の物語