こんにちは、いたるです。
小さな子供からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる、大人気の「ざんねんないきのも事典」シリーズでおなじみの、今泉忠明さん監修「泣けるいきもの図鑑」という本が書店に並んでいました。
この「泣けるいきもの図鑑」は泣けてくるようなせつない生き物の生き様を紹介している本とのことで、なにやら「ざんねんないきもの事典」と同じ匂いが。
最初は買うつもりはなかったのですが、一度気になったら頭から離れなくなってしまい、結局買うことにしました。
という事で「泣けるいきもの図鑑」を読んだ感想などを書きつつ、本の紹介をしたいと思います。
泣けるいきもの図鑑の感想
全編カラーで生き物のイラストもあり、文字も大きくてとても読みやすい本です。
そのおかげで内容も分かりやすくちゃんと伝わってきました。
それと本がB5サイズなので、小さな子供でも一人で読むことができます。
本の内容は「泣ける~」となっているように、冗談ぽく書いてあるのではなく「この生き物にはこんなところがあるんだよ」というような、本の題名通り図鑑のような感じです。
見出しだけではなくエピソードの詳しい説明を読んでいくことで、生き物たちの生き様がせつなくて泣けてきました。
もちろん面白くてクスッとしてしまうようなエピソードもありますよ。
各エピソードの見出しの部分には生き物のプロフィールも記載されていて、生息地や大きさなどが分かるようになっています。
その他にも章と章の間に「泣ける実話」と題された1話が、3~4ページの話しが11話収録。
これは実際にあった生き物たちの、悲しい話を短くまとめたものです。
ページ数を割いてしっかり書かれているので、本編よりも泣ける内容になっていて読みごたえがあります。
巻頭には目次、巻末にはさくいんがあるので、見たいエピソードがすぐ開けるように工夫されています。
「泣けるいきもの図鑑」は小さい子供から大人まで楽しめる本ですが、内容的にはしっかり本を読める小学生向けの本だと思います。
僕の息子が文字を読めるようになったら読ませたいと思っています。
読んだらきっと、優しく思いやりのある子に育ってくれるはず(笑)
本の内容 ※一部ネタバレあり
第1章 泣ける一生
収録エピソード
- 【レミング】どんどん来るから、どんどん落ちます。
- 【ヤドクガエル】天敵にどくがききません。
「弱肉強食」の世界で生き物たちは必死に生きています。
その中でも大変な生き方をしている生き物たちを紹介しています。
どんな生き物でも、ラクに生きている生き物はいないんだと思うようなエピソードです。
第2章 泣けるからだ
収録エピソード
- 【ニュウドウカジカ】「世界でもっともみにくい生き物」にえらばれました。
- 【ウミイグアナ】日なたぼっこしないと死にます。
生き物たちは生存競争に勝つために、効率よく生きようと必死です。
暮らしている場所や食べ物などで顔や体が進化していったのですが、その結果とんでもない顔や体になってしまった生き物たちを紹介しています。
その生き物にとっては生きるために必要なことだとしても、やっぱり変だなと思ってしまうようなエピソードです。
第3章 泣ける子育て
収録エピソード
- 【ラッコ】目をはなしたすきに子どもがつれ去られます。
- 【ヌー】まいごになると、親と一生会えません。
生き物たちの子育ては命がけ。
子孫を残すために命がけで子供たちを守る生き物たちを紹介しています。
生き残るためには運も必要になるのが、生き物たちの世界。
その厳しさを教えてくれるエピソードです。
第4章 泣ける絶滅記録
収録エピソード
- 1905年1月に絶滅、ニホンオオカミ
- 1914年9月1日に絶滅、リョコウバト
生存競争に負け、絶滅してしまった生き物たちの悲しい最後を紹介しています。
自然の中で淘汰された生き物もいますが、人間のエゴによって絶滅してしまった生き物もいることに、胸が締め付けられました。
6つのエピソードが収録されています。
泣ける実話
収録エピソード
- 宇宙に行ったライカ
- ウツボの悲しい宝物
本当にあった生き物たちの悲しい実話を、本編とは違い物語で紹介しています。
全部で11個のエピソードが収録されています。
泣けるいきもの図鑑の口コミ
『泣けるいきもの図鑑』学研プラス。
多くの生きもの達の事が書かれていてビックリ(*_*)
そして、学びながら色々考えさせられる一冊だと思う。 pic.twitter.com/klqERmGhhL— @kei (@slowlykei) 2017年9月9日
たまたま本屋で『泣けるいきもの図鑑』を立ち読みしたら面白かった。買ってくればよかったな。トゲナシハムシが気になるよ…
— クニサダ (@kunisada8296) 2017年10月28日
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第2弾 ほろっと泣けるいきもの図鑑が発売
泣けるいきもの図鑑シリーズの第2弾「ほろっと泣けるいきもの図鑑」が発売されました。
前作にはなかった恐竜や植物など78種類のエピソードも収録されています。
思わず涙がでてくる、そんな話しばかりです。
- 第1章 泣ける日常
- 第2章 泣けるからだ
- 第3章 泣ける恐竜
- 第4章 泣ける植物
- 第5章 泣ける冒険記録
- ティラノサウルスは、か細い声しか出ません。
- ハチドリは昼にはげしく動くので、夜は動けません。
▼おもしろ動物&生き物図鑑シリーズをまとめてみました。
