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【感想/あらすじ】クジラアタマの王様/伊坂幸太郎 ※少しネタバレあり

【感想/あらすじ】クジラアタマの王様/伊坂幸太郎 ※少しネタバレあり

こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。

伊坂幸太郎さんの最新の書下ろし長編小説「クジラアタマの王様」。

今までの作品とはちょっと違う、新しいテイストで描かれている作品です。

 

 

ここでは、「クジラアタマの王様」の読んだ感想やあらすじを紹介していきます。

興味のある方や、気になっていた方は参考してみてください。

 

 

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クジラアタマの王様の感想(少しネタバレあり)

クジラアタマの王様の感想

これまでの伊坂さんの作品とは一味違う、新しいテイストの作品でした。

製菓メーカー社員、都議会議員、人気アイドルと、一見、どこにも接点がないような3人が不思議な出来事に巻き込まれていきます。

 

現実と夢の2つの世界での出来事が、それぞれに影響を及ぼす。

パラレルワールドの設定が面白く、どうなっていくのか知りたくて気付いたらどんどん読み進めていました。

夢の世界の挿絵が章の間にあるので、イメージしやすいと思います。

 

そして、伊坂さんの特徴でもある伏線の回収、スピード感のある展開も健在。

長編小説ですが、まったく長さを感じませんでした。

 

いつもの伊坂さんの作品とはテイストが違うので、好き嫌いの意見が分かれるかも。

ですが、とても面白く引き込まれる内容なので、ぜひ手に取ってみて欲しい作品です。

 

クジラアタマの王様のあらすじ

クジラアタマの王様のあらすじ

テレビに映るハシビロコウ。

製菓メーカーに勤めている岸は、以前にどこかで観たような感覚に襲われるが、それ以上のことは思い出せないでいた。

 

ある日、お客様サポートにマシュマロのお菓子に画鋲が入っていたと、異物混入のクレーム電話が入る。

営業に異動になった岸の代わりに配属された鮫岡のまずい対応もあり、翌日にはSNSで一気に拡散され大炎上したのだった。

 

自体を収束させようと会見を開くも、部長の失言により逆効果。

岸は上司とともに、クレーム対応のマニュアル作成や人員確保など尻拭いをさせられてしまう。

 

大きな騒動を巻き起こした異物購入の騒動は思わぬ形で収束する。

なんと、マシュマロへの画鋲混入は、都議会議員、池野内の妻による捏造だったのだ。

 

池野内のが謝罪に訪れてから1ヶ月後、岸のもとに池野内からメールが届く。

メールには、ハシビロコウの画像が添付され「この鳥に見覚えはありませんか?」と書かれていた。

その上で、「お話しできませんか?」と。

 

なぜかハシビロコウが気になる岸は、池野内と会うことにした。

池野内は岸に、「夢を見ませんか?」と聞く。

 

「私、夢でこの鳥に会うんです。その夢に岸さんも出てくるんです。」

胡散臭い話に不安き警戒する岸。

しかし、その思いとは裏腹に、岸の周りでは不思議な出来事が起き始める。

 

クジラアタマの王様の口コミ

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伊坂幸太郎・最近の書籍紹介

伊坂幸太郎さんの最近の書籍を紹介します。

シーソーモンスター

競作企画『螺旋』プロジェクトの一環として書かれた、「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」の2作品が収録されています。

「螺旋プロジェクト」は、「海族」と「山族」の対立をテーマに、古代から未来へまでの流れを、8組の作家が紡いでいく競作企画です。

 

「シーソーモンスター」の舞台は、昭和後期のバブル絶頂期。

もう一つの作品「スピンモンスター」は、今から30年後の近未来が舞台です。

どちらもスピード感のある展開で、とても読みやすい作品になっています。。

 

☟感想、あらすじはこちら

【感想/あらすじ】シーソーモンスター/伊坂幸太郎 ※少しネタバレあり(スピンモンスター)【感想/あらすじ】シーソーモンスター/伊坂幸太郎 ※少しネタバレあり(スピンモンスター)

 

フーガはユーガ

誕生日の日だけ2時間おきに入れ替わりが起きる、不思議な双子「優我」と「風我」。

そんな双子が巻き起こす、辛く、悲しい、そして切ない物語です。

 

☟感想、あらすじはこちら

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