こんにちは、いたる(@mixart_twit)です。
夏休みの不人気宿題といえば、やっぱり「読書感想文」。
最近ではメルカリで読書感想文が売られたりするくらい、今でも苦手な人が多い宿題です。
当時、僕もやるのが嫌で嫌でしかたなかったのを覚えています。
なにが嫌だったかというと、
- 何を読んだらいいか分からない
- どうやって感想文を書いたらいいか分からない
という点でした。
上に書いたように、きっと僕以外にも同じ悩みを持っている人も多いはず。
ということで、ここでは小学生~中学生向けに、読書感想文におすすめの本を紹介していきたいと思います。
迷っている方は参考にしてみてください。
読書感想文におすすめの小説(高学年~中学生向け)

世代が近いのでイメージがしやすく、感想文も書きやすいと思います。
- そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ
- さよなら、田中さん/鈴木るりか
- 14歳、明日の時間割/鈴木るりか
- ブロードキャスト/湊かなえ
- モモ/ミヒャエル・エンデ
そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ
高校2年生の森宮優子は、なんと17年間で7回も家族の形が変わるという稀な人生を歩んできました。
しかし、それを不幸に感じることもなかった優子。
それは、優子が5人の親それぞれに、いつも愛情をそそがれてきたからこそ。
この作品は、多感な学生時代に何度も親が変わった、主人公と家族のつながりを描いた作品です。
▼感想・あらすじはこちら

さよなら、田中さん/鈴木るりか
著者の鈴木るりかさんが中学生(14歳)の時に出版された作品です。
小学6年生・田中花実と、花実を女手一つで育てているお母さんの、貧乏だけど明るく楽しく生きている2人の日常に起きる出来事を描いた、5つの作品からなる連続短編集になっています。
貧乏だけど明るく生きる親子の姿に、とても暖かい気持ちになる素晴らしい作品です。
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14歳、明日の時間割/鈴木るりか
鈴木るりかさんの2作目の作品です。
「14歳、明日の時間割」は、苦悩、恋、友情など、今を一生懸命に生きる14歳の日常が描かれています。
7つの短編小説を時間割に見立てて構成。
14歳の中学生の、どこにでもありそうな日常の出来事なのですが、読んでいるうちにこの後どうなるんだろうと、どんどん引き込まれていきました。
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ブロードキャスト/湊かなえ
あまり題材として描かれない、放送部がテーマの作品です。
陸上で全国を目指していた少年が、怪我により挫折してしまうのですが、友人から誘われた放送部で新たなやりがいを見つけていきます。
比較的感想も書きやすい、仲間と目標に向かって進んでいく高校生の青春ストーリーです。
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モモ/ミヒャエル・エンデ
人々の時間を盗んでいく灰色の男たちから、女の子のモモが時間を取り戻していく話です。
時間の大切さ、時間とは何かを考えさせてくれます。
ページ数が多いので読むのは大変かもしれませんが、内容的にも読書感想文に向いている本だと思います。
読書感想文におすすめの児童書(低学年向け)

- しっぱいにかんぱい!
- 一さつのおくりもの
- まほうのじどうはんばいき
- かあちゃん取扱説明書
しっぱいにかんぱい!(ページ数:96P)
1年生の頃からずっとリレーの選手に選ばれてきた加奈は、アンカーを任された運動会でまさかの失敗をしてしまいます。
失敗に落ち込んでしまった加奈が、どう乗り越えていくのかというお話です。
誰にでもある失敗を題材にしていて、共感しやすいので感想文も書きやすい内容になっています。
一さつのおくりもの(ページ数:80P)
大雨で山の向こうの村が大変な被害を受けた村の子供たちに、みんなで贈り物をすることになります。
みんなが自分の大切なものを贈る中、クマタは大好きな本を困っている人たちに贈ることができるのか。
贈り物について考えさせられる本になっています。
まほうのじどうはんばいき(ページ数:94P)
自分の欲しいものが出てくる、不思議な力を持った「まほうのじどうはんばいき」のお話です。
こんな自販機があったらいいな、次は何が出てくるんだろうと、ワクワクできる内容になっています。
感想文を書くのが初めての子でも書きやすい本です。
かあちゃん取扱説明書(ページ数:151P)
いつも朝からガミガミうるさいかあちゃん。そんなかあちゃんを思い通りにあやつれる取扱説明書を書いていくという話です。
本の中に出てくるいろんなアイデアがおもしろく、楽しくめる内容になっています。
かあちゃんの気持ちを考える部分があるなど、感想文を書くのに向いている本です。
読書感想文におすすめの本(小学生向け)

小説は読むのが苦手という人は、小説以外の題材で感想文を書いてみましょう!
- 大家さんと僕/矢部太郎
- ざんねんないきもの事典
- わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑
大家さんと僕/矢部太郎
全編漫画で描かれているので、とても読みやすくすぐに読むことができます。
大家さんと矢部さんのやり取りにほっこりした気持ちになる作品です。
文章で書いてある本ではありませんが、感想文の書きやすい本だと思います。
▼感想・あらすじはこちら


ざんねんないきもの事典
どうしてそうなった?と思わずにはいられない、生き物たちのざんねんな生態が書かれています。
図鑑に近いので、読書感想文としてグレーなところもありますが、まだ本を読むのが苦手な低学年の子でも書きやすい内容になっています。
▼感想・本の内容はこちら

わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑
絶滅してしまって今はもう存在しない生き物の、絶滅した理由などを紹介している本です。
ざんねんないきもの事典のように、おもしろおかしく書いてありるので、本を読むのが苦手な子でも読みやすく、感想文も書きやすい内容になっています。
▼感想・本の内容はこちら

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読書感想文におすすめの本・小説まとめ
【おすすめの小説(高学年~中学生)】
【おすすめの児童書(低学年向け)】
【おすすめの本(小学生向け)】
個人的におススメの本を紹介してきました。
小説に関しては、同世代が主人公なので話に入り込みやすく、感想も書きやすいと思います。
各本のごとの記事では感想も書いていますので、書く時の参考にしてみてください。
