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【感想/あらすじ】ブロードキャスト/湊かなえ 胸を熱くさせる青春物語

ブロードキャスト/湊かなえ 感想とあらすじ

こんにちは、いたるです。

8月23日に発売された、湊かなえさんの新刊「ブロードキャスト」。

「陸上の夢が潰えた僕は、まさかの放送部へ。」と、本の帯に書いてあるので感じとれるかもしれませんが、この作品は学園青春小説です。

 

湊かなえさんが学園青春小説を書くのは今作が初めてらしく、どんな作品なのか気になって購入しました。

その「ブロードキャスト」をさっそく読んでみたので、感想やあらすじを紹介していきたいと思います。

 

ブロードキャストの感想 ※少しネタバレあり

感想

湊かなえさんといえば、「告白」のような作品をイメージすると思いますが、この「ブロードキャスト」は仲間と目標に向かって進んでいく高校生の青春ストーリーです。

いままでの作品のイメージが強すぎて、受け入れづらい方もいるかもしれませんが、個人的には好きな内容でした。

 

主人公の圭祐が同級生の正也に誘われて放送部に入るのですが、圭祐は陸上に対する思いを断ち切れないまま。

ですが圭祐が放送部での活動を続けていく中で、その面白さや魅力に気づいていく姿は、好きなことに打ち込んできた自分自身の高校時代を思いださせてくれました。

僕は野球部だったんですけど、一つのことに打ち込む姿は共感できるものがあります。

 

放送部には3年生が5人、2年生が4人の先輩がいるのですが、制作に対する意識の違いからぶつかり合うことばかりです。

そこへ圭祐、正也、咲楽たち3人の一年生が入部したことで、少しずつ変化があらわれます。

正也の才能に引っ張られた形にはなりますが、全国を目指して制作をしていくうちに、放送部のみんながまとまり成長していくところなんかは、胸を熱くさせてくれました。

 

やはり目標に向かって進んでいく姿は共感しやすいですし、多くの方が経験してきたことではないでしょうか?

自分の高校時代を思い出させてくれる素敵な青春ストーリーだと思います。

 

ブロードキャストを読んで、当時の自分と重ねてみるのもいいかもしれませんね。

気になる方は、ぜひ手に取ってみて下さい。

 

ブロードキャストのあらすじ

あらすじ

陸上部に所属する町田圭祐は、駅伝で全国大会を目指していた。

しかし中学三年最後の全国をかけた大会に、エースの良太がケガで間に合わず出場ができない状況に。

 

部員全員で力をあわすも、18秒及ばず2位に敗れ全国大会への切符を逃してしまう。

もっとできたんじゃないか、エースの良太がいればなど、負けた原因を考えれば考えるほど、良太を全国へ連れていけなかった自分の不甲斐なさを責めてしまう圭祐。

 

陸上部全員が落ち込んでいるなか良太は、

「泣くような結果じゃない」

「来年こそは全国大会に行って欲しい」

「三年生は引退だけど、高校いっても陸上やろうな」

と言ってみんなを励ます。

 

良太の言葉で圭祐は、高校で良太と駅伝で全国大会を目指す決意を固めた。

その後、陸上強豪校の青海学園に見事合格した圭祐だったが、ある理由が原因で陸上部へ入ることを諦めてしまう。

 

目標を失い高校生活に活路を見いだせない圭祐だったが、同じ中学出身の正也から放送部に誘われる。

なんでも正也にとって、圭祐の声は理想の声だったらしい。

圭祐は声を褒められたこともあり、正也の熱い勧誘を断り切れず放送部に入部することに。

 

最初は放送部に対する、偏見や恥ずかしさがあった圭祐だったが、先輩たちの制作に対する熱意や正也の才能に引っ張られ、次第にその面白さに気づいていく。

圭祐は新たな夢、目指すべきものを見つけることができるのだろうか。

 

ブロードキャストの口コミ

口コミ

 

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声優・興津和幸さんによる朗読CDプレゼント

CD・DVD

本の帯についているプレゼント応募券を送ると、抽選で10名に、声優・興津和幸さんがブロードキャストを朗読したCDがプレゼントされます。

CDは興津さんと湊さんの直筆サイン入りです。

締め切りは、2018年11月30日(当日消印有効)までとなっています。

欲しい人は忘れず応募しましょう。

参考 (公式)興津和幸 プロフィールhttp://www.kekke.co.jp/talent/okitsu.html

 

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